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D.S.~ダルセーニョ~のブログ(仮)

自分で勝手に考えたことを色々書いています

シリーズ:ノストラダムス⑤世界は本当に破滅に向かっているのか?

ノストラダムスの予言

・初めに

 ノストラダムスシリーズの第五弾となります。

 シリーズ一覧はこちら↓

http://2segno6dall.hatenablog.com/archive/category/%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%BA%88%E8%A8%80

 

・現代で起こっているノストラダムス・エフェクト

 今回の記事では現代で起こっているどんな出来事がノストラダムス・エフェクトであり、それについて人類はどのように対処すればいいのかを個人的に提案するものとなる。ちなみにノストラダムス・エフェクトとはノストラダムスの詩と一致する現実の出来事のことを言う。これまで取り上げてきた第一・第二の反キリストがそれに該当するだろう。

 この記事でノストラダムスが詩を書いてまで伝えたかったことを、一個人の考えながら提唱して、ノストラダムスシリーズを終わりにしたいと考えている(今回取り上げる詩を深読みしたおまけパートを作る予定ではあるが)

・まずはおさらいから

 現代で起こっているノストラダムス・エフェクトに関しては、これまでの記事でも紹介してきた。もう一度おさらいしておくと現代で起こっているノストラダムス・エフェクトは、第三の反キリストが台頭するための土壌整備だ。その第三の反キリストは、ノストラダムスの詩にはアジアから現れると書いてある。そしてそのアジア諸国の中でもアジアを統治できるだけの軍事力と国力を持った国から第三の反キリストが現れるとのことだ。私は第三の反キリストが現れる条件を満たしている国は中国と日本の二つだと考えている。特に中国は第三の反キリストが現れる条件に合致していることから、中国に関してかなりの警戒心を抱いている。まあノストラダムス抜きで現状から中国には警戒心しか抱いていないが。

・現在はノストラダムスの詩になぞらえるとどの部分を歩んでいるのか?

 以上がここまでのおさらいになる。では、現代で起こっているノストラダムス・エフェクトは他にないのか?まだこのシリーズで取り上げていない詩があるのでまずはそれを紹介しよう。

The chief of London through the realm of America. The isle of Scotland willbe tried by frost. King and REB will face an antichrist so false, that we will place them in the conflict all together.

(ロンドンの市長はアメリカの領土に、スコットランドの島は霜によって試される。国王と反逆者は偽の反キリストに出会い、互いに戦争をするよう導かれる)

---ロンドンの市長は~の部分はボリス=ジョンソンを指している!?

 これは現在の世界状況と合わせると非常に興味深い詩となる。まず「ロンドンの市長はアメリカの領土に」の部分はロンドンの市長がアメリカに影響されると読むことができる。これが意味しているのはボリス・ジョンソンだ。彼はEU離脱の際に離脱推進派の中心人物として注目を集め、イギリスのドナルド・トランプだなんて言われた人物だ。彼の功績があったのかどうかは知らないが、実際にイギリスはEU離脱をすることになった。が、EU離脱国民投票の結果を受けて辞任したデービット・キャメロン元首相の後釜を決める2016年のイギリスの保守党党首選挙には出馬しなかった。あれだけ民衆を躍動しておきながら、へたれてしまった彼に対する評価は世界的にも下がってしまった。結局ジョンソン氏はテリーザ・メイが新首相になったら外務大臣に起用されたが、初の対外公務となったフランス大使館でのレセプションでは招待客からブーイングされて、外相からは嘘つき呼ばわりされるという散々なことになってしまったとのことである。

 結局トランプ大統領が誕生した今、今後のジョンソン氏がどうなるのかはわからないが、結果として詩の通りにアメリカの影響を受けてイギリスを大きく動かした人物なのは間違いないだろう。自身も結局はイギリスの外務大臣になっていることから、もしかしたら第三の反キリスト誕生の露払いの一人なのかもしれない。民衆を欺いたのはヒトラーに近い部分があるが、結局へたれた部分がなお露払いを強調させる。偽の反キリストの可能性もあるが。

---スコットランドの~の部分はスコットランド独立運動を指している!?

 次にスコットランドの島は霜によって試される」。これは日本語に訳すと見えてくる非常に面白い詩だ。frostはそのまま「霜」と訳される。霜は「しも」と読む。同じくしもと読む字には「下」がある。日本で「下」を「しも」と読む場合、例えば下々の者が挙げられる。下々の者とは民間人のことを言う。つまりスコットランドの島は霜によって試される」という詩はスコットランドの島は下々の者によって試される」と説くことができるのだ。これは日本語に訳さないと読み説くことができないという意味で大変興味深いものであり、日本と第三の反キリストとの繋がりを強調させる詩の一つであろう

 で、スコットランドの島は下々の者によって試される」とは何を意味しているのか?これはスコットランド独立の住民投票だと私は考える。スコットランド独立の住民投票は2014年の9月18日に行われたものだ。結果は僅差で独立反対派が勝利する結果となったが、国民の大多数が選挙に行き(投票率84.59%)、結果も僅差であることから、もう一度投票を行ったら結果ががわりと変わる可能性がある。なので、現在でもスコットランド独立に関する議論は行われているとのことだ。これもまた詩の通りに事が起こっていると言えよう。

---国王と反逆者は~の部分はまだ起こっていない?

 残る最後の部分に関してだが、これに関しては該当する出来事がまだ起きていないと思われる。どんな出来事が起こるのかについてはいくらでも考えられるので割愛するが、現在の世界はこの出来事が起こる直前に位置していると考えられる。そう考えた場合、まず最初に台頭してくるのは偽の反キリストとなる。偽の反キリストがどんな人物かで第三の反キリストがどんな存在になるかが見えてくるだろう。

---偽の反キリストとは?

 ちなみに偽の反キリストはヨハネの黙示録によると、反キリストと同じサタンのしもべとのことだ。ヨハネの黙示録自体は完全に物語なので参考にできないが、反キリストと親しい関係を持つのは間違いないだろう。「偽の」とあるから恐らく反キリストの力には及ばない存在だと考えられる。が、恐らくその人物が台頭したら、ノストラダムスの研究者はその人物が第三の反キリストだと勘違いをしてしまうだろう。反キリストには及ばないが反キリスト並みの力を見せつける人物。それが偽の反キリストであろう。

・現在の世界は本当に破滅に向かっているのか?

 現在の世界状況はノストラダムスの詩になぞらえると、偽りの反キリストが現れる前段階に位置しているであろう。そんな現在の世界はやはりノストラダムスの予言通り破滅を迎えてしまうのか?

---自然界における世界状況はどうなっている?

 現在の世界状況をまずはおさらいしておこう。まず第一の世界状況として、人間がいようがいまいが地球の環境が激変しているという状況になっている。全体的な地球の温暖化やエルニーニョラニーニャがもたらす強大な自然災害からそれは読み説けるだろう。これらの地球環境の変化は人間のせいだ主張するのが、地球温暖化論である。だが私は地球温暖化には懐疑的な人間だ。詳しくは今回は省くが、私は地球が恐竜時代の環境のように自然に環境変化を起こしているのではないかと考えている。もしそうであるならば、現在の地球環境の変化は、言ってしまえば地球の生理現象みたいなものだと考えられる。生理現象は人間の身に起こる自然現象だ。自然現象を人間の手による滅亡と結びつけるのはいささか無理があるのではないかと思われる。まあ恐竜も地球の生理現象で滅亡した節がある。つまり人類の力ではどうしようもないという事だ。恐らく今生きている人達は滅亡の瞬間には立ち会えないとは思うので、まあ安心(?)してよいだろう。

---人間界における世界状況はどうなっている?

 自然以外の要素、人間界の状況として現在起こっている出来事は、ポピュリズムの台頭であろう。その代表的な存在がドナルド・トランプであろう。現在の世界は第二次世界大戦後の世界から変わりつつある状況なのは間違いない。我々がノストラダムスの詩と結びつけて考えなければいけないのはこちらであろう。実際、特にリベラル派の人々は世界的にポピュリズムの台頭が世界を滅ぼすと考えている人が多い

ポピュリズムの台頭は本当に世界の滅亡に繋がるのか?

 ポピュリズムの台頭は本当に世界の滅亡に繋がるのか?ここで前の文章に記載した言葉を登場させよう。ノストラダムス・エフェクトが起こっている現在と起こる可能性のある未来を悲観的に見るか、前向きに見るかで世界は変わる」。現在の世界情勢をノストラダムスエフェクトが起こっている世界だと仮定した場合、ポピュリズムの台頭はノストラダムス・エフェクト、つまり予言されていた出来事となる。もしそうであるならば、ポピュリズムが台頭する世界を悲観的に見るか前向きに見るかで世界が変わる」ということになる。私はノストラダムスが本当に伝えたかったことは、これなのではないかと考えている。ポピュリズムが台頭する世界をどう歩むかで世界が変わるという事だ。

 ポピュリズムが台頭している世界を悲観的に見ているのがリベラル派だ。それはトランプ大統領誕生後のアメリカ社会が物語っているだろう。そして前向きに見ているのはいわゆる右派だ。・・・まあ全体的にリベラルが悲観的になっているから、ポピュリズムを前向きに見る=右派という図式になってしまっているのだが。だが「世界のリベラル」の中にはポピュリズムを歓迎しているリベラル派ももちろん存在している。歓迎していないのは、いわゆる極左と呼ばれる人たちだ。極端に左に偏った人々からすればただの左も中道も右も全部右寄りに見えてしまうだろうポピュリズムとリベラル派を紐解くとこうなると私は考えている。

---ナショナリズムの暴走が世界を破滅に導く!?

 何が言いたいのかというと、ポピュリズムの台頭を悲観的に見て世界全体が極左思考に歩むか、前向きに見て歩むかで世界は変わるという事だ。世界の人々がどういう選択をするのかはわからないが、ここで私はある懸念を抱いている。それはこの記事に書いたナショナリズムの暴走だ。私はポピュリズムの台頭に反発するナショナリズムが暴走して、第二のヒトラーを生み出すのではないかと危惧している。それが第三の反キリストであったとしたら・・・?つまりナショナリズムの暴走が世界を破滅に導くのではないかという事だ。ノストラダムスがここまで予想していたかどうかは不明だが、伝えたかったことはこれに近いのではないかと思っている。つまり世界の流れに反した人物や存在が反キリストとなって世界を破滅に導くという事だ。反キリストは恐らく物の例えとしての存在であり、本当は世界の流れに反する者たちが世界を破滅に導くことをノストラダムスは伝えたかったと私は考える。

 ノストラダムスが本当に警告したかったのは第三の反キリストだとのことだ。つまり第一・第二の反キリストは本当の意味で世界を破滅に導くものではないという事だ。よくよく考えれば第一・第二の反キリストと言われているナポレオンもヒトラーも、自国を守るために起こした行動である。結果として彼らは悪者のレッテルを貼られてしまったが、事を起こしたのは自国を守るためである。それが結果として世界を破滅に導こうとしたと勘違いされているのである。真に恐ろしいのは、意図的に世界を破滅に導こうとする存在であり、これが第三の反キリストとしてノストラダムスが伝えたかった超危険人物だと考えている。

 そしてその危険人物がナショナリズムから現れるのではないかという危惧を私は抱いている。暴走したナショナリズムポピュリズムが蔓延する世界をどうしようと思うだろうか?そう考えるとナショナリズムから第三の反キリストが現れる可能性は、十分考えられるのであり、暴走するナショナリズムこそが世界を破滅に導く危険性があると私は考えている。

・世界はポピュリズムの台頭を前向きに受け止めよ

 じゃあ世界はどう歩むべきなのか?答えは単純でポピュリズムの台頭を前向きに受け止めるべきなのである。そもそもどうしてポピュリズムが台頭したら世界が終わると言えるのだろうか?これを証明できる人は世界に存在するのか?まずはポピュリズムの台頭を受け止める必要がある。その上でナショナリズムとどう融和させていけばいいのかを考えるべきなのである。ナショナリストポピュリズム排除するのではなく受け入れるべきなのである。そうしないとナショナリズムヒトラーが誕生しかねないだろう。

 またポピュリストの方もナショナリズムを排除しないで、きちんと組み込むことが必要だ。一応ポピュリストと言われているトランプ支持者はヒラリー支持者だった人も受け入れているから、その部分は心配ないかもしれない。が、ポピュリズムの方が暴走する可能性もゼロではない。一応ポピュリズムの暴走はヒトラーという形でかつて起こっているので、ポピュリズムの方は反省できていることを信じたい。逆に言えば、ポピュリズムはかつて暴走したことがあるが、ナショナリズムは暴走したことが一度もないということだ。ナショナリズム版のヒトラーは生まれておらず、どういう行動を起こすのかは前例がないから予測できない。だから私はナショナリズムの暴走を余計に危惧しているというわけである。

・まとめ

 まとめると、ポピュリストもナショナリストも世界の流れをきちんと受け止めて、柔軟に対応できるようにすべきということだ。ポピュリストの場合は現状で反対派も受け入れており、そもそもポピュリズムの暴走がヒトラーを生み出したことを学んでいるはずだから安心はできる。ところがナショナリストの場合は行き過ぎたナショナリズムが引き起こすものの前例がないから、暴走する可能性があって非常に危険だ。だからこそナショナリストこそがポピュリズムをきちんと受け止めるべきだと言いたいのである。

 そして世界全体が今の世界の歩みを前向きに受け止めて、一致団結していくことが大事だという事である。ノストラダムスが真に伝えたかったのはこれであると私は考えている。

・全体の総括

 以上でノストラダムスのシリーズは一端終わりにしたいと思う。シリーズを通して伝えたかったことは、ノストラダムスは何を考えて詩を残したのかという事だ。私はノストラダムスは予言者ではないと思っている。ノストラダムスは思想家であり、学者であり、そしてただのキリスト教徒に過ぎなかったと考えている。ではなぜ詩を残したのか?それは後世の人々にこんな世界にしないようにしてほしいという思いを込めて作成して残したのだと私は考えている。ノストラダムスの詩はヨハネの黙示録と似ている部分があるが、ヨハネの黙示録が信者獲得のために創作した物語なのに対し、ノストラダムスの詩はそれを人間世界に当てはめて寓話的に書いたものだ。前の記事にも書いたが、ノストラダムスの詩の本質は百田尚樹氏のカエルの楽園に等しいと考えている。

 ノストラダムスは詩の中で反キリストという名の悪魔を描いているが、それは独善的な人間によって生みだされる人類を破滅に導く存在という事を指した比喩表現であると考えている。悪魔にならない、生み出さないためには、世界で起こりうる出来事をきちんと受け止めて前向きに世界全体で歩んでいくことが大事。そして現実を見極めた上での最悪のシナリオを想定し、それを回避するための知恵を人類は出し合い、分かち合って、破滅という名の人間の欲の暴走に立ち向かうのが大事だ。と、私はノストラダムスの詩から解釈した。まあ全ての詩を読んでいるわけではないので、ただのにわかの解釈に過ぎないが。

 シリーズを書き始めたのは、ノストラダムスに単純に興味を持ったからだ。だが記事を書いていくうちにノストラダムスが伝えたかったことを自分なりに見つけることができた。私の考えが必ずしも正しいとは言えないが、混迷する世界だからこそ破滅に嘆かないで前向きに生きることが大事なのは間違いない。今回のシリーズはノストラダムスの詩にはこんな見方があるという考察の一環として捉えてくれれば幸いである。