D.S.~ダルセーニョ~のブログ(仮)

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歪みに歪んだ豊洲問題。本当の問題は何なのかをまとめる

 

 今回の文章では豊洲問題について述べたいと思う。今更豊洲問題の文章?と思うかもしれないが、この文章を書こうとしたきっかけは、11月1日に小池都知事が行った記者会見からだ。

 この記者会見をとあるラジオ番組で聞いた所、豊洲問題の焦点が完全にずれてしまっていることに気が付いた。なので、豊洲問題の正しい経緯について一度まとめた方がいいと思って今回の文章の作成に思い当たったわけである。

 正直豊洲問題に関しては、以下を聞けばどういうことなのかがわかる。

 文章中でも記載していくが、現在の豊洲問題は完全に歪んだものになってしまっている。どうして歪んでしまったのかも含めて、豊洲問題についてまとめていきたいと思う。

豊洲問題とは?

 そもそもの豊洲問題とは一体何なのか?発端は小池都知事だ。厳密にはこれは築地市場移転問題でもある。小池都知事とかは関係なしに、都政の一環として老朽化が進む築地市場豊洲市場に移転するというプランが進められていた。築地市場の跡地は東京五輪を円滑に進めるための環状2号線という道路が作られる計画であった。その計画の際に小池新都知事が移転先の豊洲市場に問題はないのかと追及したことから、豊洲市場の安全調査が行われることとなった。その結果豊洲市場の建設の際に、盛り土が行われていなかったことと広大な地下空間が存在していること、その地下空間に有害物質がたまっていることが分かった。更にこれらに関しては当時の東京都の職員が誰も認識していなかったこと、つまり業者側の認識と都の職員との認識がずれていたことで、責任の所在が分からなくなっていた。これにより築地市場から豊洲市場への移転が中断されて、現在では盛り土と地下空間を作り出した責任者を追求する騒動になってしまっているというわけだ。

 以上が現在の豊洲問題の一般的な見方になっていると思われる。が、この一般的な見方が間違っていると述べたい。元々豊洲問題は豊洲市場の安全性の追及から始まった問題だ。それがどうして責任問題に変わってしまっているのか?それは盛り土なし・広大な地下空間・有害物質の検出の三つの要素が生じたから、というのが一般論であろう。まずこの三つの要素が間違ったものであると述べたい。

・盛り土なし・広大な地下空間は建築上問題ない

 一番最初に挙げた動画を見れば、盛り土なしと広大な地下空間の何が問題ないのかがわかるが、一応説明しておこう。まず「地下空間」という言葉自体が間違いであり、正しくは地下ピットになる。建築上では盛り土が行われていなかったとしても、地下ピットと呼ばれるものがつけられていれば何も問題はないわけである。そもそも盛り土とは何かといえば、平坦な地表を作る際に行うものである。つまり平坦な地表を作る必要がなかったり、元々平坦な所であるならば盛り土をする必要がないというわけである。また軟弱な地盤の上に盛り土を行ってしまうと、時間が経つにつれて地盤沈下が発生しやすくなってしまう。なので盛り土をしないことは必ずしも悪いことではないのだ。

 盛り土をしないと土壌汚染に繋がってしまうのではないかと思うかもしれないが、その土壌汚染をチェックするための空間が地下ピットなのである。地下ピットとは本来配管のメンテナンスを行うために作られるくぼみの事である。そのくぼみには確かに汚染物質がたまってしまうが、逆に言えばくぼみに溜まるだけに留まるので地表にまで到達することはない。つまり地下ピットが土壌汚染を防ぐ役割も果たしているという事なのだ。なので地下ピットに有害物質がたまっているのは当然の事であり、それを想定した上で盛り土なし・地下ピットありで建物を建設するのが、建築の基本なのである。

 以上の事から、盛り土なしと地下ピットありは、建物がきちんと建設できて安全管理も十分に行えるものであるならば、何も問題ないという事なのである。これが一般論が間違っているという根拠の一つ目だ。盛り土と地下ピットについてより詳しく知りたい方は一番最初に貼り付けた動画を参照することをオススメする。

・有害物質は生活環境上何も問題のないもの

 次に有害物質について説明するが、豊洲の地下ピットから検出された有害物質(ベンゼンヒ素など)は確かに国の環境基準を超える数値のものである。しかしこの環境基準には二種類のものがあり、飲料水としての基準飲んじゃ駄目だけどあってもいい水の基準(排水基準)の二種類がある。後者の代表的な例は川や池の水が挙げられる。つまり豊洲の有害物質は飲料水基準としては駄目だが、排水基準としては何も問題ないというわけである。そもそも地下ピットの水を飲料水に浸かったり食材を洗う生活水に使うのかと言われたらどうだろうか?

 空気中に漂う有害物質に関しても問題ないことを調査団の人達が証明してくれている。

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 この画像はマスメディアがしきりに報道したので覚えている人が多いと思われるが、本当に人体に悪影響を与える危険な有害物質が豊洲の地下空間に漂っているのなら、地下空間に入る際に最低でもマスクは着用するはずだ。マスクも着用しない普通の人達が入っている空間に有害物質が漂っていると言われても、コントにしか見えないだろう。自分の命を削ってまで豊洲の安全性を調査してくれているのは、脱帽に値するだろう。

 しかも有害物質が検出された箇所は200数か所のうちのたった三か所。調査の時にたまたま高かっただけという可能性もあるので、何度も何度も調査した上での検証を出すのが、調査団としての当たり前の仕事のはずだ。

 以上の事から豊洲の有害物質に関しても全く問題ないレベルだという事がわかる。あの地下ピットの水を飲みたいという人がそもそもいるのか?常識で考えて、地下ピットの水を飲料水の基準で考える方がおかしいのである

・マスメディアが豊洲問題をでっち上げた!

 以上、盛り土・地下ピット・有害物質の三点に問題がないことを述べた。この三点は確かにつつけば問題かもしれないが、それはいわゆるあら捜しに等しい非常に悪質なものであり、常識で考えれば何も問題のないことである。つまり常識で考えて問題のないことをさも問題であるかのように報道していることが、豊洲問題の最大の問題なのである。マスメディアのせいで豊洲問題は歪められているのであり、マスメディアが豊洲問題を作り出したと言っても過言ではないのである。このマスメディアの意図的なミスリードが今日の豊洲問題の混乱に繋がっているのであり、小池都知事も完全にこれに飲み込まれてしまっている。そもそも国民が飲み込まれてしまっているからな。だから小池都知事も着地点を見いだせないまま、責任の追及に当たらざるを得ない状態に、追い込まれてしまっているというわけである。これが現在の豊洲問題の実情だと考えている。

豊洲問題はどうすれば解決するのか?

 マスメディアによって歪められた豊洲問題を解決するのにはどうすればいいのか?いくつかのポイントがあるが総括すると、本に戻って正しい情報を国民に与えればいいだけなのである。豊洲問題はそもそもの豊洲の安全性を調査することがスタートでありゴールなんだから、その通りにゴールすればいいというわけである。

 ❝具体的には、小池都知事が盛り土と地下空間の関連性を説明して、これら二つは建築上何も問題のないことを記者会見で説明して、検出された有害物質は飲料水の基準を超えているのであって、川の水を始めとしたどこにでもある水の基準は超えていないことをきちんと説明する。できればこの時に豊洲問題は報道機関によって意図的に歪められたものであることを記者会見でちゃんと述べて、メディアの公平性に疑問を投げかけることも行ってもらいたい。その上で原点に立ち戻って、責任追及は棚上げして、安全性の確認が取れ次第きっちり移転を行うことを表明すればいい。できればその時に、この日に移転を行うと公言した方がスムーズに事が進むだろう。❞

 このように豊洲の真実をきちんと都知事の口から説明すれば、豊洲問題は解決するのである。そもそも責任なんてものは誰にも存在しないのであり、あえて責任を追及するなら、問題のないものを問題があると報道して都政の停滞を行ったマスメディアであろう。真の責任はマスメディアにあることをきちんと記者会見で述べたら、小池都知事は歴史に名を遺す都知事になるに違いないだろう。むろん豊洲の真実を述べたとしても、共産党などの特定勢力とそれとつるんだマスメディアは小池都知事を追及するだろう。しかしその追及に負けないで、きちんと真実を公表し続ければ、国民は納得するはずだ。大事なのは真実の公表なのであり、イデオロギーではない。小池都知事にはマスメディアに負けないよう頑張ってもらいたい。

 と言ったものの、11月1日の会見の時点で責任問題に触れていることから、完全にマスメディアに追随してしまっているのは間違いない。なので責任問題に関してはこれで終わりにして、次の記者会見か何かで真実を公表してもらいたい。これで豊洲問題は遺恨を残したまま解決に向かうはずだ。

豊洲問題の本当の問題は国民にあり

 遺恨を残すというのが気がかりかもしれない。その遺恨というのは、先にも述べた共産党などの勢力とそれに追随するマスメディア。そして報道を鵜呑みにする国民であろう。豊洲問題がここまで炎上した背景には、マスメディアの偏向報道に国民が食いついてしまったからという側面もある。実際に豊洲問題をメディアで取り上げると、なんか視聴率が取れるとの噂だ。視聴率が取れるという事はそれだけ見ちゃう国民も多いという事である。

 どうしてメディアの捏造に国民は騙されてしまうのか?あくまでも持論になるが、それはスキャンダルに敏感な国民性がもたらすものだと私は考えている。そしてそんな国民性にしたのはマスメディアであると私は考えている。言うなれば日本国民はマスメディアの掌で常に踊らされているのだ。これについてはブログでも何回も指摘した。日本国民がマスメディアの人形であることを解消しない限り、第二第三の豊洲問題が起こるのは間違いない。第二第三の豊洲問題というのは、問題のないものを問題があるように扱って、社会を混乱に貶めてしまう愉快犯的行動だ。豊洲問題はマスメディアの愉快犯的行動によって起こったものなのである。メディアの愉快犯的行動に翻弄されないようにするのが、今の日本で最も求められていることの一つであろう。

・まとめ

 今回の文章をまとめる。

 豊洲問題は発端は小池都知事であるが、あくまでも小池都知事は豊洲の安全性を確認したいがために起こした行動だ。それが責任問題にまで発展したのは、盛り土・地下ピット・有害物質の三点の問題をでっち上げた、マスメディアのせいだ。マスメディアのせいで今の豊洲問題は終止符が打てない状況になっているのである。

 そんな豊洲問題に終止符を打つためには、スタートでもある小池都知事が豊洲問題の真相をきちんと国民の前で表明して、マスメディアによって歪められたものであることを公言して、安全性の確認が取れたらしっかりと移転することを表明すればいい。

 豊洲問題の本当の問題点は、意図的に捏造したマスメディアであるが、メディアの捏造報道に釣られてしまった国民にも責任がある。第二第三の豊洲問題を生み出さないためにも、国民がメディアに踊らされないように賢くなる必要があるのである。

 

 なお、最後にこちらの文章を貼り付けて終わりにしたい↓

コラム:テリーザ・メイの主張からわかるメディアリテラシーの重要性 - D.S.~ダルセーニョ~のブログ(仮)

 こちらの文章ではイギリスのテリーザ・メイ首相が語った演説からわかるメディアリテラシーの重要性について書いているが、内容はさておき、メイ首相はメディアに対して言及している。それはイギリスの土壌が首相のメディアへの言及を認めさせているからなのではあるが、イギリスの女性リーダーがきちんとメディアについて言及しているのだ。同じ日本の女性リーダーがメディアについて言及しても良いのではないか?どうせだったら小池都知事には、鉄の女を目指してもらいたいものである。