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D.S.~ダルセーニョ~のブログ(仮)

自分で勝手に考えたことを色々書いています

ソフトバンクの「かざして募金」という名のワンクリック詐欺と恐ろしい闇

 ・ソフトバンクの「かざして募金」騒動

 まずはこちらのニュースをご覧いただきたい。

 2016年9月29日にとあるtwitterユーザーが投稿したツイートが発端となったある種の騒動である。内容は利用者の知らない間に募金が行われてしまったということだ。これはソフトバンクが2014年3月から始めていた「かざして募金」というサービスにより起こってしまったことである。詳しくはニュースを見るなり調べてもらいたいが、要はスマートフォンの誤動作でかざして募金を行ってしまったということだ。これ自体はいわゆる仕方のないことなのかもしれないが、そもそものかざして募金そのものに問題があると私は思っている。故にインターネットで話題になっていると考えられる。

 今回の文章はこの騒動を個人的に深堀するものとなる。順に記載していくが、この騒動をただの一事件と終らせてはいけない。むしろソフトバンクの恐ろしさが見えてくる事件になり得るとみている。その辺についても記載していこう。

・かざして募金とは?

 そもそもかざして募金とは一体何なのか?ソフトバンクのHPから抜粋しよう。

 簡単に言うと、ソフトバンクのユーザーなら携帯電話から募金ができるということだ。寄付できる団体は276団体に上っている。そのうちの一つに日本ユニセフがあり、今回の騒動で取り上げられた非営利団体の一つである。現在の募金総額は3億円にも上っているとのことで、鵜呑みにした場合は中々に良いサービスなのではないかと思ってしまうかもしれない。

 ざっくりと説明したが、まずブログ主はそもそもソフトバンクがこんな事業をやっているということを知らなかった。ニュースになっていただろうか?私の記憶にはない。私のように今回の騒動で初めてかざして募金の名を知った人も多いと思われる。まあ単純に私がソフトバンクユーザーではないから知らなかっただけなのかもしれないが。でもしつこいCMでは言ってなかったよね?

・募金は「任意」で行うもの

 そんなかざして募金は一見するとある種の慈善事業の一環に思われる。しかしながら、これにはそもそもの不思議な点がある。そもそも募金というのは任意で行うものだ。企業サイトではアプリケーションのダウンロードが必要とのことだが、ニュース記事ではソフトバンクから送られたメールを読んでいてうっかり押してしまったのが原因で課金してしまったとのことだ。課金じゃなくて募金だよと思った方、このソフトバンクのサービス自体がオンラインゲーム等の課金の仕組みと全く同じなので間違っていないむしろ取り消しができない分、課金よりも悪質なものと思われる。オンラインゲームの課金サービスも本来は任意で行うものであり、クレジットカード登録が必要なものも中にはある。募金も基本的には課金と一緒で任意だ。ところが今回のケースは誤動作で間違って押したものであり、任意ではない。しかもそれが取り消しできないというのが最大の問題点だ。一応誤動作による募金の場合はお問い合わせを頂いたら募金額を利用量から差し引いて対応しているとのことだが、そもそもの一回押したらはい募金という制度そのものが間違っているとは思わないだろうか?スマートフォンを使用している人なら、誤動作でとんでもないことをしてしまうケースはよくあると思われる。私もそれが原因でブちぎれてスマートフォンを壊したことがあったりする。中には誤動作を起こさないでスマートフォンを使える猛者もいると思うが、大半の人間はスマートフォンと誤動作は切っても切れない関係になっているだろう。よって誤動作で一回ボタンを押してしまったら募金することになってしまうかざして課金募金自体が、非常に危ういものだと思われる。ある種のワンクリック詐欺に近いものだと思う。

 募金なんだからいいんじゃないの?と思った方。先ほども述べたが募金は任意である。かざして課金募金は任意を装った徴収に等しいものだ。じゃなければ募金する時に確認ボタンを設けるはずである。同じ仕組みのゲームの課金制度はちゃんと確認ボタンや暗証番号等による証明が設けられているのがほとんどだ。それらが一切行われていないかざして課金募金は、まさに押し売り募金といった方がいいだろう。任意を装っているが実際はメールで執拗に促している辺りも、まさに押し売りだろう。それでいて間違って押してしまったらすぐ募金になるのは、完全にワンクリック詐欺に等しい。ソフトバンクのかざして課金募金はもっと問題視されるべきものであろう。慈善事業なら何してもいいというわけでもないんだぞ

 

 まとめると、今回の騒動は利用者が意図しないで、募金を行ったことになってしまう、サービスそのものの欠陥が露呈したものだということである。おそらく、今も勝手に募金されていることに気づいていない人が多いと予想している。じゃなければ二年で三億円の募金ってあり得るか?メールでお知らせはしているとのことだが、そのメールも利用者全員が読んでいるわけではない。実際私も携帯電話会社からのメールはめんどくさいから読んでいなかったりする。広告メールがほとんどだしね。なので知らないうちに募金していることになっている人はかなり多いのではないかと思われる。利用者が知らないうちに募金されたことになっているというのは、ある種の詐欺行為に等しいものであり、それを利用者の誤動作やメールを読んでいないのが悪いと片付けるのには無理がある。普通の企業でこんなことが行われたら盛大に叩かれるはずだなのでソフトバンクはかざして課金募金の見直しをすべきであり、今回の騒動のソフトバンク利用者の声をただの少数派の声と決めつけて捨ててしまうのは言語道断である。そんなことをし続ければそれは企業不信にも繋がってしまう。今回の騒動で少なくともネット上にはかざして課金募金の問題が露呈してしまったので、ソフトバンクは適切な対応をすべきであろう。

・地上波メディアがかざして募金騒動を報道しない理由

 以上が今回の騒動の概要と私の主張である。が、ぶっちゃけこれは前座だ。ここからが本編になるのだが、このかざして課金募金の騒動、地上波テレビや新聞各社は報道しただろうか?実際今回の文章作成に当たって「かざして募金」でGoogleのニュース検索を行ってみた所、出てきたのはネットメディアの記事ばかりであり、大手メディアのニュースは全く見られなかった。つまりこの詐欺まがいのソフトバンクの行動を大手メディアはスルーしているということだ。もし似たようなことがaudocomoで行われたことがわかったら、メディアは報道するのだろうか?・・・と疑問に思ってみたが、後述するが報道しない可能性の方が高い。保育園落ちたしねというたった一つのブログの書き込みはあれだけ大騒ぎしたのに、どうして今回の騒動は報道しないのか?それは非常に単純明快にソフトバンクがメディアの大スポンサーであるからである。

---メディアとスポンサーの関係について

 特に民間放送のテレビ局がそうだが、テレビ局にはスポンサーが欠かせない。テレビ局とスポンサーの関係は一種の契約である。企業がテレビ局に宣伝のための広告料を支払い、テレビ局に自分達の商品などのコマーシャルを放送して宣伝をしてもらい、企業の売り上げに貢献してもらうという契約内容だ。そしてこのテレビとスポンサーの関係には視聴率というのが関わってくる。単純に視聴率がいい番組で広告が流れれば多くの人が広告を見てくれるから、その分売り上げが伸びるということだ。一見するとテレビ局有利の制度のように思われるが、実際は広告料はバカ高いものであり、番組制作などで高いお金を必要とするテレビ局側から見れば、バカ高い広告料は有り難いものになっている。企業からすれば広告費はバカ高いかもしれないが、それを上回る利益が見込めるからじゃんじゃんスポンサーになるということなのである。

 以上テレビ局とスポンサーの関係について簡単に説明した。実はこの説明の時点で色々とツッコミどころ満載なので、もしかしたら後でテレビとスポンサーの関係についての深堀文章を書くかもしれない。今はこのぐらいで。テレビとスポンサーの関係について知ることもメディアリテラシーの一環である。

---民間放送は一企業なのだから絶対に偏るもの

 話を戻して、ソフトバンクはテレビ局にとっての大スポンサーとなっている。それは実際にテレビを見ていればわかるだろう。毎日のようにどのチャンネルでもソフトバンクの例の白犬を見かけないだろうか?たまにテレビをつけると見かけるので、毎日見かけるという面はあるだろう。それがどのチャンネルでも見られるということは、それだけ多くのテレビ局(というかテレビ番組かな?)のスポンサーになっているということである。恐らくソフトバンクがテレビ局に支払っている広告料は、全ての企業の中でもトップクラスなのではないかと思われる(仮に違っていたらそれはそれで怪しくなるけどね)。そんなテレビ局の大スポンサーの不祥事を報道するわけがない。不祥事を報道して広告費が少なくなってしまえば、テレビ局にとっての貴重な収入源が失われてしまう。だからテレビ局はスポンサー重視の報道をし、スポンサーの不祥事は決して報道しないのである。ようは単純に利益のための行動を行っているだけである。放送事業といえどちゃんとした資本を持っているのなら、それは民間企業と同じであり、民間企業の利益のための行動は法に抵触しない限りは咎められることはない。テレビ局の企業活動は思いっきり法に抵触している気がするが。そういうことなので、民間放送というのは絶対に偏るものなのである。民間放送は偏らないという認識自体がそもそも間違いなのだ。この民間放送の仕組みを日本人は知らないことが今日の民間放送の暴走ぶりに繋がっているのであり、日本社会を歪める原因にもなっている。民間放送は絶対に偏るという認識はメディアリテラシーの基本の一つであり、先進国では義務教育で教えている所がほとんどだこれを日本の教育で教えているのだろうか?私がメディアリテラシーを義務教育に絶対に取り入れるべきだと主張する理由の一つがこれなのである。民間放送は基本的に偏るものだから、体質改善を求めるのは、ある意味では倒産しろと言っているに等しいので無理がある。メディア側の改善を求めるのではなく、国民が民間放送の仕組みを知って民間放送と適切に付き合うことが大事だということを認識してもらいたい

 まとめると、ソフトバンクがメディアの大スポンサーだから地上波メディアは報道しないというわけだ。新聞が報道しないのは、新聞は各種テレビ局と癒着しているから大々的な報道ができないのだろう。故に民間事業のメディアは報道しないで、ネットメディアの報道だけにとどまっているというわけだ。メディアとスポンサーの事情を抜きにしたら、保育園落ちた日本死ねという一ブログの書き込みをあんなに大々的に報道したのに、twitterでのソフトバンクの詐欺指摘を報道しないのはおかしいしね。そういえばペヤングの異物混入事件もネットの投稿を基にして大々的に報道していたな。同じネットの書き込みでこんなにも違うのはなぜなのだろうか?今回の件は完全にテレビとスポンサーの関係で報道していないだけであろう。

 なおaudocomoも大スポンサーなので同じような不祥事が起こった場合は報道しない可能性が高い。携帯電話会社三社の不祥事を報道機関が報道しないことの危険性がどのくらいのものなのかを想像してみると、メディアとスポンサーの関係を軽いものと認識するのは間違いなのが理解できるだろう。

NHKがかざして募金騒動を報道しないのはおかしい

 上記の記述は民間放送の基本なので、実は仕方のないことなのだが、見方を変えれば実は恐ろしいことが見えてくる。テレビとスポンサーの関係は見方を変えれば、スポンサーになれば報道を支配できるということになる。だからテレビとスポンサーの関係を知っておくことは非常に重要なのだ。

---国営放送・公共放送・民間放送の違い

 とはいえ、企業が報道を支配しないための予防線として、国営放送と公共放送が存在する。どちらも普通は利益を求めない組織(国営放送に利益もへったくれもないけど)であり、民間放送の偏りを抑制する効果がある。とはいえ、国営放送に関しては基本的に国の意向に沿った報道を行っているので、民間放送と同じく絶対に偏るものだ。国の不祥事を報道しないかスポンサーの不祥事を報道しないかの違いである。どちらにも共通しているのは、自分の不祥事を報道しないこと。だから私は以前国営メディアに関する文章で、国営放送を設立して、国営放送で企業の不祥事を報道し、民間放送で国の不祥事を報道する二大報道体制にすべきなのだと主張したわけである。公共放送はその中間にあたる存在で、どちらの不祥事も中立的な視点で報道しなければならない義務がある。そうでなければ「公共」の看板を外さなければいけなくなるからね。各放送の要点をまとめると、国営放送は国の意向に沿った報道を行い公共放送は中立的な視点を心がけた報道を行い民間放送は自由な報道を行うということなのである。そして報道に対する責任度も国営≧公共>>>民間という図式になる。なので、公共放送が民間放送並みの偏りで報道内容も民間放送と変わらない図式になっているのは、報道機関としては大変問題な状況なのであり、国会といった重要な閣議で議論が行わなければならない問題なのである。これを踏まえた上で日本の公共放送と国会を見てみると、どうだろうか?先進国と同じ対応ができているのだろうか?

---NHKがかざして募金騒動を報道しないおかしさについて

 日本の公共放送というのはNHKだ。公共放送というのは基本的に利益を求めない企業なのだから、スポンサーといったものは存在しないはずである。故に特定の企業の特に詐欺まがいのものは、必ずしも批判すべきものではないかもしれないが、問題提起としての報道は行うべきであろう。特にNHKは電子・現実問わず詐欺の報道に力を入れている組織だそのNHKがどうしてソフトバンクの詐欺まがいの事業を問題提起としての報道すらしないのか?知らないという可能性もあるが、インターネットメディアが報道できているものが公共放送で報道できないというのは、取材力で小メディアに負けているということでもある。公共放送にとっては不名誉なもののはずだ。つまりNHKソフトバンクのかざして募金の問題点を追及しないのは、公共放送としては完全におかしなことなのである。知らないとしたらそれは公共放送の取材レベルがネットメディアに劣っているということであり、単純に放送事業としても重大レベルだ。NHKもまた保育園落ちたしね騒動を報道しているのに、かざして募金騒動はスポンサーでもなければ、詐欺予防報道を行っているにもかかわらず報道しないのは、どう考えてもおかしいのである。今回の騒動でメディアに対して批判すべきなのは、スポンサーだから報道しない民間放送各社ではなく、スポンサーじゃないはずなのに報道していないNHKだ。そして報道内容に偏りがあるNHKは、もはや公共放送ではない。だから私はNHKに関しては国営メディアにすべきだと主張しているのである(詳しくはこちらを参照)。

 なぜNHKはかざして募金を報道しないのか?普通に考えれば本当に意味不明な行動であるが、きなくさい情報を見つけたので抜粋しておく。

 NHKソフトバンク双方に問題がありそうなニュースだが、前述の民間放送とスポンサーの関係を踏まえると、本気でソフトバンクは日本の放送網を支配しようとしているのではないかと思ってしまう。今後のソフトバンクとメディアの動きには要警戒しておく必要があるだろう。

・まとめ

 以上で今回の文章を終わりにしたいと思う。今回の文章で何を伝えたかったのかを申しておくと、

ソフトバンクのかざして募金というものは詐欺に近いのではないか?

民間放送がかざして募金騒動を報道しないのは、メディアとスポンサーの関係から問題かもしれないが当然。

・故に民間放送は絶対に偏るべきだと認識すべし。

・一方の公共放送のNHKがかざして募金騒動を報道しないのはおかしい。

ソフトバンクは日本の報道機関を抑えようとしている可能性。

この四つを覚えてもらえたら幸いである。

・国民はかざして募金騒動を受けてどうすべきなのか?

 最後にかざして募金騒動受けて国民はどうすべきなのかについて述べよう。特にソフトバンクユーザーは疑問や問題意識を持ったらソフトバンクに意見を打診し、場合によっては消費者庁への抗議も視野に入れるべきであろう。むろん消費者庁に抗議した場合、募金活動を阻害しようとする悪い輩が行っていることだという印象操作を民間放送が行うのは想像に難くない。これにNHKが乗っかったら黒が確定するけどねNHKを含めた報道機関はソフトバンクの味方に回ることが予想されるので、特にNHKを中心に盛大に叩くべきであろう。場合によってはデモの実行も視野に入れるべきだろう。民間放送ならまだしも、公共放送が特定の企業を擁護するような報道をするのは公共放送なら絶対にあってはいけないことNHKソフトバンクを過剰に擁護したら、総務省並びに首相官邸への電乙やメールも行う必要があるだろう。正直豊洲問題を吹っ飛ばすレベルの重大事件になり得るものだと思っている。恐らくかざして募金騒動はマスメディアが報道しないことから自然収束すると思われるが、疑問を持った特にソフトバンクユーザーは諦めないで消費者庁ソフトバンクへの抗議しろとは言わないが、問題提起の意見を述べ続けてほしい。ひょっとしたらさらに悪質なことをソフトバンクはやらかすかもしれない。そしてそれを誰も咎めるものがいない状態になるというのは、日本がソフトバンクに支配されることにも繋がる非常に危険な状態になりかねない。今回の騒動を一種の騒動で終わらせるのではなく、ソフトバンクやメディア側の改善につなげるべきだと私は考えている。・・・まあ今は様子見で更に酷くなったら抗議するという方針でもいいかもしれないが。とにかく、今後のソフトバンクの動きには要警戒しておく必要があるのは間違いないだろう。

 最終的に一番効果があるのは、ソフトバンクユーザーをやめることである。そもそもソフトバンクを使っているからかざして募金騒動が起こったという見方もできなくはない。最終的には利益に直結する契約解除を行うのが、最もソフトバンクに効果を与えるであろう。・・・まあそれでも馬鹿はCMを見てソフトバンクを選ぶから、影響は小さいかもしれない。CMによる馬鹿製造を止めさせるのは国の役目になるので、馬鹿製造を止めることは、してもいいがそこまで本気にならないことをオススメする。でもソフトバンクの危うさをネットや口コミで伝えるのはありだ。大手メディアがソフトバンクの問題を報道しない以上、国民がやるしかないだろう。国民一人ひとりが報道機関にならざるを得ない今の日本の報道状況にしっかりと問題意識を持ち、場合によっては首相官邸に意見することも視野に入れてもらいたい。国を動かすのは国民だということをソフトバンクと日本のマスメディアに知らしめてやる必要があるだろう。