D.S.~ダルセーニョ~のブログ(仮)

自分で勝手に考えたことを色々書いています

北方領土の解決案を考えてみる

 ・初めに

 長くなっちゃいました。ごめんなさい。以上。あと若干テングが入っているのでご注意を。

 

北方領土問題はどうやったら解決するのか?

 今回の文章では北方領土の解決案を述べたいと思う。まずはそもそもの北方領土問題とは何ぞや?という部分から説明したいと思う。

北方領土問題とは?

 簡単に言うと、北海道根室半島沖合にある、国後島択捉島色丹島歯舞群島の4つの島々を巡る領土問題の事である(樺太・千島・サハリンを含めての北方領土だという意見もあるが、今回の文章では割愛する)。元々この島々は日本の領土であったが、第二次大戦終戦直前に突如としてソ連軍が侵攻してきてこの4島を実効支配してしまった。その理由は日本が負けそうだと見て何か戦果がほしかったからだそうだ。結局日本は第二次大戦で敗れ、北方領土はそのままソ連が実効支配することとなった。ところが日本は日ソ中立条約に違反して北方領土に侵攻したとして、特に地元では終戦直後から北方領土の返還を求めて今に至っているというわけである。

 かなり簡単に説明したが、この問題における悪者は100%ソ連だ。日ソ中立条約というお互いの均衡を守っておきながら最後の最後に裏切って日本を攻めてきた。ソ連が攻めなければ北方領土問題は存在しなかったという意味では、ソ連に全面的に非があるだろう。最も中立国に裏切られることが敗戦国に与えられる屈辱だとするならそれまでかもしれない。が、ソ連戦勝国として北方領土の支配が認められたとしても、ソ連なき今ロシアが実効支配しているのはおかしい。ソ連の過ちを認めて新しい国家として生まれ変わるのなら、ソ連時代の遺産である北方領土を日本に返還すべきではないだろうか?まあ軍事関連のものをソ連時代からそのまま使っている国なので、そぎ落とすものはそぎ落とす、もらう物はもらう、という思惑で未だにロシアが北方領土を持っているのだろう。後述するが、安全保障上の理由もあると思われる。

 またソ連が崩壊したのだから北方領土は日本に全部返すべきといって、ソ連崩壊時に強気な交渉を行わなかった日本政府にも問題はあるだろう。つまりソ連崩壊時のロシアと日本の双方に問題があったと私は考えている。ソ連がなくなったことを武器にできなかった日本が悪いし、ソ連時代の功績に甘えたロシアも悪いだろう。だが根本を考えると、ソ連北方領土に侵略してきたのが原因なので、非はロシアの方が大きい。

 以上が北方領土問題の現状だと考えている。日本はむしろ被害者なのだが、せっかくの返還のチャンスを無駄にしていたという点では、馬鹿だと言いたい。このままずるずると引きずっているのは、ソ連崩壊時に適切な対応をしなかった日露双方の問題であろう。この認識を是非頭に入れておいてほしい。

・4島一括返還を行った場合、現地のロシア人をどうするのか?

 ということなので、北方領土問題はロシアに非があるのだから四島返還されるべきではないかと思うかもしれない。確かにその通りだが、それは北方領土の現実を見ていないことになる。現実的に考えた場合の北方四島一括返還でネックになるのは、既に北方領土にロシア人が移住してしまっていることだ。

 北方領土は1945年に当時のソ連のものとなった土地だ。1945年から2016年までを考えると、実に71年間ソ連というよりもロシア人のものだったということになる。71年も支配していれば、そりゃあロシア人が移住してロシア人の社会ができているに決まっている。実効支配というのはこういうことなのだ。もし今4島一括返還を行った場合、現地に住んでいるロシア人の待遇はどうするのだろうか?ロシア人が侵略してきたんだからロシア人が悪い、だからロシア人は一人残らず出ていくべきだとでもいうのだろうか?確かに占領したのはソ連軍だが、移住してきたロシア人に罪はないはずだ。移住してきたロシア人も極寒のシベリアに比べれば、北方領土の方が環境がいいという理由で移住してきた人だっているだろう。そもそも政治的な経緯を知らないで移住してきた人だっているだろう。仮に政治的な経緯を知ってた上で移住したとしても、自国の領土だからという理由で何の後ろめたさもなしに移住するのが世界の常識だ。仮に日本が台湾を占領したとして、台湾の人達のことを考えて、占領したけど日本人は移住しないなんて選択肢を「全ての日本人」が取れるだろうか?確かに占領したのはソ連だが、ロシア人からしてみれば自分達の領土だから移住したに過ぎない。よってロシア人そのものに罪をかぶせるのは間違っていると私は考える。まあロシア人も罪を認めるのなら日本の北方領土返還に賛同してほしいとは思っている。・・・とロシア人を擁護してみたが、特に択捉島にはロシア政府の人間がいっぱい住んでいるとの噂。

 また、ロシア人は追い出さなくていいから北方領土のロシア人を在日ロシア人として住まわせるという意見もあるかもしれない。その場合最終的には外国人参政権といった外国人と政治の問題に絡む可能性だってある。北方領土に住んでいるロシア人は16000人ほどと言われている。基本的に政治に無関心が圧倒的多数派を占める日本社会において、16000人のロシア人が参政権を得ることはかなりの脅威であろう。といっても、この人たちがいざ外国人参政権が発令された時にどんな意見を述べるかはわからない。外国人と政治の問題に一番躍起になっているのは在日中国韓国人でありそれら以外の在日外国人全てが参政権を求めているとは限らないということは頭に入れておいてほしい。この辺りはタレントのフィフィさんも虎ノ門ニュースではっきりと仰ったことなのでぜひ参照してほしい。ちなみに私は外国人参政権には反対です。ってか政治に参加したいのなら日本に帰化しろって話だ。

 まとめると、北方4島一括返還を今すぐにでも行った場合現地のロシア人の待遇をどうするのかという問題が出てくる。追い出した場合は、結局罪のない人々を追い出すという意味では、かつてのソ連が行ったことと同じであり、非常に野蛮な行為であると言わざるを得ないだろう。追い出さなかった場合は在日ロシア人として過ごしてもらうことを彼らに説得させなければならない。無理やり在日ロシア人にされる彼らはどんな気持ちを抱くのだろうか?つまりどちらに転んでも四島一括返還は罪のないロシア人を傷つける可能性があるということだ。時の政府が悪かったら国民も悪いのか?それは日本の自虐志向と全く同じではないだろうか?そんな短絡的な解決策でいいのだろうか?

 ということから、私は従来の日本政府の主張のままの4島一括返還は現実的には無理だと思っているし、恐らく安倍首相も無理だと考えているだろう。だから最近になって安倍首相は新たな切り口を見出したと言われているが、これについては後述する。今の4島一括返還論はいわゆる一般論だと思われる。なのであえて申しておきたい。もしも4島一括返還の主張を述べている者たちが、ロシアが悪いんだからロシア人全員を追い出すべきだと考えているのだったら、中韓の「日本人は野蛮だ」というロビー活動はますます勢いを増すかもしれない。追い出さないで解決する方法が日本だからこそ必要なのだということを頭に入れておいてほしい

---ソ連崩壊時に強気の北方領土交渉を行えていれば・・・

  故に1991年にソ連が解体した時に、4島返還を強気で進めなかった日本政府は馬鹿だと言いたいわけだ。1991年は今から25年前、つまりソ連領になってから46年後というわけだ。今に比べれば人口も少なかっただろうし、社会コミュニティも弱いまま。何よりも追い出された当時の人々の多くがまだ生きていた時でもあった。現在の北方領土の元居住者の平均年齢は81歳。当時の北方領土には今のロシア人と変わらない居住者が住んでいたが、その大半がソ連による不当な支配で追い出されてしまった。現在の元北方領土居住者の数は6000人にまで減ってしまっている。大半が高齢によるものだが、そんな彼らも25年前は、単純計算で平均年齢57歳とバリバリの現役世代で、多くの方が存命だったはずである。つまりソ連が崩壊した時が4島一括返還交渉の絶好のチャンスだったのである。もしその時に4島一括返還交渉を行っていれば、アメリカの援護もあって北方領土はとっくの昔に日本に帰っていたかもしれない。かつての香港のように(まああれはイギリスが馬鹿だっただけなんだけど)。それを無駄にした当時の日本政府は本当に反省してほしい。もしも当時の日本にインターネットがあったらと思うと、本当に悔しく思っている。拉致被害者的な意味でもね。

択捉島をどうするのかがポイントになる

 北方領土問題は既にロシア人が定住してしまっていることが四島返還を難しくしていると考えている。逆に言えば、現地のロシア人の待遇さえ決めてしまえば案外あっさり北方領土問題が解決するかもしれないということだ。とりわけて択捉島をどうするかがポイントになるだろう。これまでの日本政府の解決案でも、択捉島は視野に入れない解決案が多かった。二島返還や面積二等分といった返還論でも、択捉島は除外されている(面積二等分は択捉島の4分の1の面積も含まれているが、4分の1じゃどうしようもないと思っているので除外扱いということで)。ロシアも択捉島以外の歯舞・色丹なら譲渡の姿勢を見せていたりする。とりわけてロシアにとっては国後と択捉島は重要な土地であるというわけで、実際に択捉島にはロシアの軍事基地が建設されている。

 そもそも択捉島自体が大変魅力的な島でもあったりする。実は択捉島は北海道・本州・四国・九州を除いた島々の中では一番大きかったりする。択捉島の面積は3186㎢で、あの沖縄本島約三倍近い面積を持っている(沖縄本島は1207㎢。ちなみに国後島は1490㎢と択捉島に次ぐ大きさだったりする)。計算上、仮に沖縄が中国にとられたとしても択捉島が日本に帰ってくれば、「面積的には」約三倍なのでお得だったりするのだ。だから沖縄はもう中国に蹂躙されるでいいよもう。そんな択捉島をロシアが手放したくないのもわかる。だが元々そこは日本の領土だ。不当に侵略した落とし前はつけてほしいと思っている。

 ということなので、択捉島をどうするかが北方領土問題解決の鍵になると思うので、ここを官民で考えるのが北方領土問題解決のための近道となるだろう。4島返還を主張するのは大事だが、じゃあ具体的にどうやって4島返還に持っていくのかを考えることが大事だろう。北方領土問題は次のステップに進んだということはこういうことだと解釈している。

・日本とロシアが共同で北方領土を使えるようにすべき

 以上を踏まえた上で、ここからは私が考える択捉島も含めた北方領土の解決案について述べよう。私が考える北方領土の解決案は日露共通の領土とする案だ。共通の領土なので北方領土の施政権・領有権ともに日本とロシアが持つということになる。これにより北方領土は日本もロシアも歯舞群島から択捉島まで利用できるようにするという案だ。そしてかの北方領土の地で二度と同じ過ちを繰り返さないことを誓う平和条約を築き、日露双方の友好の場として北方領土を活用するという案だ。

---まさかの安倍首相と同じ考えの可能性

 一見すると、突拍子もない案に思えるかもしれない。実際私もこの案は何かが宙に浮いた気がする案だと思っていたりしていた。だが最近になって、どうも安倍首相がこれに近い解決策を考えているらしいという情報を得た。正直その内容を聞いた時は私の考えている解決策に非常に近い、というか私の宙に浮いていたものを地に下ろした解決策だと思って驚いた。その解決策というのは、日本の領有権を認めさせる代わりにロシアの軍事基地などは常駐させるという案だ。いわゆる沖縄方式というやつだ。これにより日本もロシアも共に北方領土を利用することができるというわけだ。沖縄のような状況に北方領土がなると考えれば、北方領土問題は実質的には日本の勝ちになるし、ロシアにとっても悪いものではなくなるだろう。だがこの場合、先にも述べたが結局北方領土に住まうロシア人の待遇をどうするのかということになる。沖縄と同じようになるということは北方領土に在住するロシア人は、在日ロシア人になるということだ。それが生み出す弊害については先にも述べた。

 また沖縄と同じようになるということは、沖縄と同じ問題が起こる可能性があるということでもある。つまり沖縄と同じようなロシア軍基地反対運動が起こる可能性があるということだ。・・・もっともその経緯に関しては、沖縄の基地運動とだいぶ異なるものになるかもしれないが。

・沖縄と北方領土の違い

 話が横道にそれるが、沖縄と北方領土になぜ軍事基地がおかれてしまったのか。それは前者はとりわけて中国という名の共産主義に、後者はアメリカという名の民主主義に対抗するためである。つまり北方領土が日本に返還されてロシア軍基地はそのままの状態になったら、沖縄が中国に占領されない限りは、日本国内で冷戦がはじまるというわけである。あくまでもイメージとして捉えてほしい。沖縄も北方領土も他国の脅威に対抗するために軍事基地を置いたのである。

---沖縄基地反対運動のおかしさ

 とはいえ、他国が第三国に対抗するために他国の領内に軍事基地を置くのも変な話だ。なので、沖縄は日本の領土だから米軍基地は出ていけと言う排除運動なら、まだわかる。米軍基地がなくなる代わりに日本が自分達で基地を作って第三国の脅威から身を守ればいいのだからだ。ところが今の沖縄の基地反対運動は、軍事基地そのものがけしからんと言う理由での反対運動だ。日本だから米軍基地を反対しているのではなくて、軍事基地だから米軍基地を反対しているということなのだ。つまり仮に米軍基地を沖縄から追い出したとしても、その後に日本軍の基地を置くことは許さないということを主張しているというわけだ。もしも本当にそうなったら沖縄はどうなってしまうのか?結論から言うと、沖縄は中国に支配されることになるだろう。そりゃあ中国に対抗するために置いていた物を取っ払ったら中国が進出するに決まっているじゃん。中国の沖縄進出をけん制する目的でアメリカは沖縄に基地を置いたんだから。これをわからないで平和のためにという理由で米軍基地を排除しようとしている人達は、非常に危険なことをしているとしか言いようがない。むしろ中国に支配されたいのだろうか?

---沖縄県民は中国に支配されたいのだろうか?

 私はtwitterで散々「沖縄県民全員に日本・アメリカ・中国の三カ国のうちどれを一番信用しますか?」というアンケートを行えばいいと述べている。こうすれば沖縄の本当の民意がわかるはずだと思っているから。つまり沖縄県民が中国に支配されたいと思っているのであればあのような基地排除運動を行っているというのも頷けるということであり、そうでないなら自分達で自分の身を滅ぼそうとしている愚行であるということなのだ。もしも本当に沖縄県民の多数派が中国に支配されることを望んでいるのなら、民主主義の原理で、沖縄を中国に与えるのもありだと本気で考えている。それで沖縄でチベットウイグルのような弾圧が行われたとしても、それは沖縄県民自身の選択が引き起こした結果になるのだから、日本は何も悪くない。民主主義による民の決定まで政府のせいにされたら、日本はもはや民主主義国家である必要はなくなるだろう。沖縄の本当の民主主義は何なのかを理解するためにも、先に述べたアンケートを実施すべきだと本気で考えている。

---ロシアの北方領土認識

 話を戻すと、沖縄に米軍基地が置かれているのは中国の侵略を防ぐためなのだから、米軍基地を排除した場合は沖縄は中国に支配されることになる。一方の北方領土はどうなのかといえば、仮に北方領土からロシア軍基地を撤退した場合、中国と違ってアメリカが北方領土を侵略してくるなんてことはないだろう。それやったら完全に同盟違反だしね。アメリカだけでなく中国もさすがに北方領土の侵略は行わないだろう(まあ進出は行うかもしれないけど。赤い大地の管轄に入るだろうし)。よって北方領土そのものが他国に侵略されることはないかもしれないが、ロシアにしてみれば防衛ラインが下がることになるので、危機意識を抱くのは間違いない。北方領土にロシア軍基地の代わりにアメリカ軍基地が建設されることを想定してみるとどうだろうか?ロシアの目と鼻の先にアメリカという対立国の脅威が迫ることになる。これが100%起こらないとは決して言えないからロシアは北方領土からロシア軍を撤退させることができないのだと思われる。

---中露は仲がいいというのは間違いだ!

 またロシアもまた中国に対する警戒を強めていたりする。日本のマスメディアの報道で中露は仲がいいというイメージを持っている人が多いと思われるが、実際はロシアは中国から欲しいものを得ようとしているだけだったり、アメリカに対するけん制からあえて中国と仲良くなっているふりをしているだけだったりする。ロシアもといプーチン首相の中国認識は、ロドリゴ・ドゥテルテと同じものだと私は考えている(詳しくはドゥテルテ氏の文章を参照)。なのでロシアは万が一に備えての中国に対する警戒を強めていると考えている。そもそもウラジオストク周辺の極東地区でで中露が領土でもめている以上、日本のマスメディアが報道するほどの仲ではないのは間違いないだろう(実際にこれを知っている人はどのくらいいるだろうか?)。中国に対する警戒の一環としての北方領土のロシア軍基地という面もあるだろう。アメリカ同様北方領土からロシア軍基地を撤退させたら、中国に対する防衛ラインが下がってしまう。その上でもしも日本が中国に支配されてしまったことを想像してほしい。アメリカ同様ロシアの目と鼻の先に中国が来ることになりかねないのだ。だからロシアは北方領土からロシア軍基地を撤退させたくないのだと考えている。これを安倍首相も理解したから、沖縄方式での解決を考えている可能性は高いと思われる。安倍外交は一貫して中国対策の外交でもあるしね。

---ロシア軍基地反対運動は日本の領土だから反対になってほしい

 とはいえ北方領土は日本の領土だ。どこかに侵略される危険性がない以上、日本の領土にロシア軍基地が存在するのはおかしい。という理由から、ロシア軍基地反対運動が起こる可能性は十分に考えられる。この基地反対運動は今のところ沖縄と同じ戦争反対運動になりかねないが、日本に脅威が迫っている現代においては、日本だから外国軍基地反対運動になる可能性もある。あくまでも未来の可能性ではあるが、日本の領土だからロシア軍基地を排除して自衛隊基地を置くという方針になれば、ロシアも喜んで軍事基地を撤退させる可能性だってあり得る。まあロシアと日米安保同様の安全保障条約が結べて、日本がちゃんとロシアのための防衛行動ができる国になればの話だけどね。つまりどういう理由で基地反対運動が起こるかでロシアの対応も変わってくる可能性があるということだ。もしも北方領土で基地反対運動が起こった場合は、沖縄とは違う日本の事も世界の事も考えた基地反対運動になってほしいと思っている

 なお、もしも沖縄同様の基地反対運動が起こった場合、おそロシアがどんなことをするのかはわからない。おそロシアの国だ。沖縄同様の下らない理由での基地反対運動にどういう対応を取るのかは、私は知らない。ましてやそれに中韓といった他国の手の者が入っていたらどうなるだろうか?・・・ああ、おそロシアおそロシア

北方領土のロシア人・ロシア軍基地問題を解決できる私の案

 本筋に戻すと、ロシア軍基地反対運動が起こる可能性がある。だがその理由が何であるか次第ではロシアはあっさりと軍を引き上げるかもしれない。まあ日露の共同基地利用という形にもなる可能性があるが。とにかく日本次第でいくらでも北方領土を変えることができる可能性が出てきたということは注視しておくべきだろう。

 まとめると、沖縄方式で北方領土が返還された場合、

北方領土在住のロシア人の問題        ②ロシア軍基地の問題

 の二つの問題が出てくる可能性がある。この二つの問題をどう克服するのかが鍵であり、恐らく今現在、②に関してはわからないが、①に関しては水面下で議論を行い続けているとみている。

 この二つの問題がネックになっているが、実は私が最初に考えていた案ではこの二つの問題を解決する策もあったりする。私の北方領土解決策では、北方領土のロシア人はロシア国籍か日本国籍かを自由に選ぶことができ、必ずしも在日になる必要はないと考えていた。なぜならば日本領でもありロシア領でもあるのだから。基地に関してもロシア領でもあり日本領でもあるのだから双方が好きなように利用できる。また生活に関しても考えており、日本領でありロシア領なんだから日本式の生活とロシア式の生活の両方があっていい。とはいえ、生活に関しては貨幣・言語共に異なっているから、両方の生活基盤が混在している状況は生活の混乱を招きかねない。だから日露の交流の地として北方領土独自の生活基盤を構築して、ロシア人も日本人も何の分け隔てもなく生活できる地にするということを私は考えていた。それが私の考えていた北方領土解決案である。ただ日露共通の領土とした場合、周辺海域の資源はどうするのかについての懸念があった。お互いの領土だからと言って特に魚介類を乱獲していたら、それは環境破壊に繋がるし、かと言ってお互いに自重することを日本はともかくロシアはできるのかということも考えた。故に私は共通の領土となる上での弊害をまとめた北方領土法という独自法体系を作った上での日露の共同管理を考えていたりした。実際にこれを作ろうとしたら途方もない議論が必要だと考えていたから、突拍子もない案だと考えていたのだ。

 その突拍子もない案を具体的な形にしてくれたのが安倍首相の北方領土解決案である。安倍首相の解決案は現実に即しているが、先まで考えていない。私の解決案は先は考えているが、現実に即していないという違いがあると勝手に決めつけている。つまり安倍首相の解決案で私のように先を見据えることができればそれでいいというわけだ。もう既に行っているとは思うが、安倍首相には北方領土が日本に帰ってきた後についてを考えてほしいと思っている。

・まとめ

 だいぶ長くなってしまいはなしも二転三転したので何が伝えたかったのかがわからなかったと思う。なので今回の文章の要点をまとめる。

北方領土問題で全面的に非があるのはロシア。

・だが既に北方領土に移住しているロシア人がいる以上、四島全てが一括で日本に戻ってくるのは難しいと思われる。

・仮に四島一括で戻ってきた場合、現地のロシア人の待遇をどうするのかがポイントになる。官民一体でこれを考えるべき。

・一番大きなポイントは択捉島をどうするのか。

・安倍首相は新たな解決策を考えている。それは、沖縄のように領有権を認めてもらう代わりにロシア軍基地は置いていいという折衷案。これにより日露双方が北方領土を使えるようになると思われる。ちなみにこの案は私が考えていた案をより具体化させたもの。

・これでも現地のロシア人とロシア軍基地の問題が出てくるので、これにどう対応していくかが鍵。

 要点はこんな感じだ。ソ連崩壊時の日本政府の間抜けぶりや沖縄のおかしさについてはおまけ程度に捉えてほしい。

・日本人はどう北方領土と向き合っていけばいいのか?

 以上で今回の文章を終わりとする。ではこういう北方領土の解決策があるとわかった上で、我々一般国民はどうすればいいのか?まず安倍首相に任せるか否かで分かれるだろう。安倍首相に北方領土の解決を任せた場合、安倍首相がポカしないためにも安倍首相をしっかりとまっすぐ真ん中から監視して、ポカしそうだったらお尻をひっぱたくといったことを行うべきだろう。任せなかった場合は、自分なりに北方領土問題の解決策を考えてみる。その際に現地住人をどうするのかについてはしっかりと念頭に置いておくべき。こんな感じであろうか。考えるのがめんどくさいという方々はどうか放置していただきたい。考える人が考えるので。その代わり何も考えないでの安倍批判はやめてね。どこがダメなのかという具体的な要点と解決策を提示した上で安倍首相を批判してもらいたい。具体策を提示しないでただのアンチとして安倍首相を非難したら、それは日本のポンコツリベラルと同じである。具体策を提示した批判ができないのだったら、いっそのこと政治に口出ししないで、自分の人生を歩んでほしいというのが私の意見である。まあみんながそれやりまくった結果、今の日本社会になっているのだけど、じゃあ今すぐに政治について考えられるかと言われたら、どうだろうか?最近は若い人たちが優秀な意見を述べるようになってきているので、何も考えられない人は本当に黙っていてほしい。むろん考えようとする努力は行ってもらいたい。私が非難するのは、考えようとしないでただマスメディアの報道に流されて安倍首相を非難している人達である。批判するならちゃんと考えて批判してほしい考えられないなら批判するなでも何もわからないなりに考えてくれることは歓迎。この三つは違うものなので、是非この違いを分かってほしい。この違いがわかればあなたは極端な思考から脱却することができるでしょう。

 

 最後は馬鹿な日本人批判になってしまって申し訳ない。