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D.S.~ダルセーニョ~のブログ(仮)

自分で勝手に考えたことを色々書いています

新時代の鎖国の必要性を本気で考えてみた

新時代の鎖国案

・初めに

 新時代の鎖国について考えた文章です。前編後編あります。こちらは前編になります。前編では新時代の鎖国をする理由を述べています。

 

・新時代の鎖国 

 今回から二回に渡って新時代の鎖国について考えてみたいと思う。かつての江戸時代の鎖国は、外国の脅威から日本を守るために行ったもの。昨今の日本には主に中国という脅威が迫っているが、それ以外にも今の時代には様々な脅威が日本を襲っている。とりわけてグローバル化のせいなのだが、そのグローバル化の弊害から日本を守るために考えているのが、新時代の鎖国なのである。今回は新時代の鎖国が必要な理由について述べよう。

・世界経済から日本を守るため

 まず一番最初に挙げるものは、混迷する世界経済から日本を守るためである。世界経済は中国や欧州の経済危機、一部関連しているイギリスのEU離脱、第三次世界大戦の現状から現在低迷を続けている。その余波は日本にも降りかかっている。日本の景気が回復しないのは、国内の有力企業が頑張らないことを除いたら、世界経済が大きな要因となっているのである。今の日本景気はアベノミクスの成功により概ね回復傾向にあるが、好景気だとは言えない(そもそも好景気の判断が曖昧だったりするが)。それは有力企業が賃上げを行わないことも要因の一つであるが、それ以外にも混迷する世界経済の余波を受けているというのも大きな要因となっている。つまり日本経済は世界経済のせいで回復できなくなっているということなのである。

 この状況から脱却するための鎖国なのである。かつての鎖国は特定の国々との貿易は行われていたので、今の時代に鎖国を行ったとしても貿易が一切なくなることはないだろう。問題は当時と違って今は為替や株という国をまたがった取引があることだ。もしも日本が鎖国した場合、恐らく日本は世界市場から切り離されることになるだろう。為替や株といったものは大暴落するのは間違いない。それは一見すると日本に深刻な経済被害をもたらすかに見える。だがそれはあくまでも世界とのつながりにおける経済被害なのであって、世界とは何の繋がりもない自国だけで回せる自前経済を充実させれば、為替や株の暴落が自国経済にもたらす影響は少なくなると考えている。つまり自前経済さえ充実させれば鎖国してもいいというわけである。

 とはいえ、世界経済から切り離されることは為替や株だけでなく国債にも関わることなので、結局日本の景気が悪くなる恐れは十分にある。焦点は世界経済と切り離しても国が滅びることのないぐらいの自前経済が確立できるか、日本の経済状況の真の姿が鍵だ。特に後者が大きい。はっきり言うが今の日本経済の本当の姿は、財務省やマスメディアが意図的にぼかしているせいで、わからなくなっていたりする。日本には大量の赤字国債があるが、一部経済学者によるとその赤字国債は見せかけの物であり、日本の全資産額と合わせたら返済可能な額とのことだ。これが本当だとしたら長年日本は財政破綻すると言われてきたことが嘘になる。まずは日本の本当の経済状況を把握した上で、世界経済から切り離してもいいのかを試算する必要があるだろう。

・安定した自前経済を確立すれば鎖国しても問題ない?

 そして同時進行で国内の自前経済を確立する必要があるだろう。特に資源面だ。もしも日本が鎖国を行ったら、日本は資源が枯渇することになりかねない。今の日本資源、特に電力資源は原子力発電所が使えないことから、外国からの輸入で賄っている状況だ(原発反対運動が新手の売国運動の可能性・・・)。もし今の状況で鎖国をしたら、日本は原子力発電所を嫌でも稼働せざるを得なくなるか、限られた資源での電力供給による高額な電気代を支払わなければならなくなるかのどちらかになるだろう。なので資源面での安定は必要だ。むろん特定の国々との貿易で資源面を安定させることは可能だ。仮にアメリカとだけ貿易を行うようにしたら、アメリカでは現在シェールガスが急速に発達しているので、そのシェールガスを供給してもらえば資源面は解決するかもしれない。だが結局資源を外国に頼っているという危険な状況に変わりはない。なので結局自前の資源を確立しておいた方がリスクが減るのである。

 その日本自前の資源として現在メタンハイドレートが注目されている。特に日本海側には最低でも100年はもつほどのメタンハイドレートが存在しているとのことだ。このメタンハイドレートを活用すれば国内の資源問題は一気に解決できると思われる。メタンハイドレート以外にも、割に合わない太陽光や水力・風力・地熱などを使った発電所をもっと多く設置すれば、電力面での問題は解決する。外国からの石油や天然ガスがなくてもやり方次第で日本は十分存続できるのである。それができれば鎖国をしたとしても国内は安泰になるだろう。

 現在でもメタンハイドレートが実用化に至ってないのは、以前書いた文章にも記載しているが、既得権益があるから。資源面だけでなく様々な外国との既得権益が日本には存在している。この既得権益と戦うことも新時代の鎖国には求められるだろう。

・世界経済「を」守るための鎖国

 まずは世界経済から日本を守るための鎖国の必要性を説いた。実は逆に世界経済を守るための鎖国という考え方も存在する。それはハイパーインフレによる世界経済のさらなる混迷を防ぐことだ。ハイパーインフレとは日銀が大量に円を刷ることで物価が飛躍的に上昇することをいう。もし今の段階で日銀が円を刷れば、円の価値は暴落し世界経済はますます混乱することになるだろう。

 そもそもハイパーインフレになるだけの円を刷る必要があるのか?私は以前日本の国土問題の解決のために日銀が円を大量に刷ることはありだと述べた。大量の円によって国土の再生と借金の帳消しを行う暴論である。だが逆に言えば、大量の円があるから行えることだってある。日銀が大量に円を刷れば物価が急騰するが、その分日本経済が潤い、国内の不良債権が解決できればそれでいいのではないか?ただし賃金に関しては国営企業がないので期待できない。なので日銀の大量円刷りで少しでも労働者にお金が回せるために、一つの分野に必ず一つは国営企業を設立することを私は考えている。国営企業の設立も自前経済を強固にするための案の一つだろう。

 日銀の大量円刷りによって日本経済が復活できればそれでいい。実際に戦後復興時のインフレ率は100%近い数字だったので、ハイパーインフレが起こっていたと言えよう。そのハイパーインフレによって日本は奇跡の戦後復興を果たした事実があるのだから、ハイパーインフレになることは間違いではないのである。今の日本は自然災害からの復興や土地の整備のためのお金が必要だ。ハイパーインフレが起これば東日本大震災熊本地震の復興はもちろん、その他の自然災害の復興だって間違いなくできる(ただし企業がちゃんと復興に協力してくれたらの話。それも国営企業を設立すれば何とかなるけどね)。場合によっては日本の軍事力を拡大することだって可能だ(賛否両論あるかもしれないが)。オリンピックに頼らなくてもハイパーインフレさえ行えば日本は復活する可能性があるのだ(むしろオリンピックのせいで復興が遅れている)。だからハイパーインフレはむしろ起こしてもいいのだと私は考えている。

 ただし実際にハイパーインフレが起こって日本が復活する反面、世界経済はますます混乱することになるだろう。言ってしまえば日本の一人勝ちだ。世界経済を衰退させてまで日本の復活なんかしたくはない。だから鎖国して世界経済とのつながりを断ち切った上で、日銀が大量に円を刷ってハイパーインフレを起こせばいいと考えているのである。これが世界経済を守るための鎖国案だ。

・世界への依存状態を断ち切るための鎖国

 他にも鎖国すべき大きな理由がある。最初の方の世界経済とのつながりが深いこととも関連すること。それは日本の世界依存を断ち切るためだ。先にも述べたが、日本は特に資源面で世界への依存が大きい。資源だけでなくても様々な物資を輸入しているのが日本だ。そしてまた輸出をして得ている金額も大きい。日本は様々な面から特に経済面での世界とのつながりが大きいのである。だから混迷する世界経済の影響を大きく受けてしまっているのである。世界と繋がらなければ自国を維持できない状態というのは、まさに世界依存症であると言えよう。

 こうした依存状態から抜け出すための鎖国案もあるのだ。とりわけて日本は中国への依存が大きい。特に経済界は中国抜きの日本なんてありえないぐらい中国依存状態に陥ってしまっている。このような依存状態から抜け出すために、鎖国して依存症を治療すべきだと考えているのである。まあ中国依存が大きいのであれば中国との経済関係を断ち切ればいいのだが、それだけで日本の景気が回復するわけないだろう?(むしろ中国との経済関係をなくして日本の景気がよくなったら笑えるんだけど)。結局中国以外にも依存している状況ではあるのだから、中国以外の国々との依存状態も断ち切るという意味での鎖国になるだろう。

 ただしこの依存状態、断ち切るべき依存状態とそうでない依存状態の二つがあることは認識しておいてほしい。後編に記述するが、特に軍事面に関しては今依存状態を断ち切ったら日本は滅びるレベルだ。何の依存状態を断ち切って何の依存状態を維持すべきなのかを考える必要がある。それは既得権益との闘いにも繋がるだろう。

・未知の病原体をシャットアウトするための鎖国

 またエボラウィルスデング熱といった海外由来の細菌や病原体をシャットアウトするための鎖国という考え方もある。というか私が鎖国を考えだしたきっかけがこれだったりする。エボラウィルスは日本での感染拡大は衛生的な面からないとされているが、それでも100%あり得ないわけではないし、将来的にはエボラに匹敵する殺傷力を持つウィルスが見つかる可能性がある。こうしたウィルスの流れをシャットアウトするためには、人や物の往来をなくせばいい。そう思った私はエボラウィルスが猛威を振るった時に初めて鎖国について考えたのである。その当時は未知の病原体から日本を守るための鎖国について考えるだけだった。だがさらに考えていくにつれ、他にも鎖国することのメリットが見えてきた。見えてきたものをまとめたのが今回の文章なのである。

 ただし、人や物の往来を止めたからといって未知の病原体が日本に100%入ってこないとは限らない。鎖国した場合において外国由来の未知の病原体が入ってくる可能性として考えられるのは、渡り鳥だ。実際にかつて猛威を振るった鳥インフルエンザの発生源は渡り鳥だったというデータがある。が、元々野鳥はウィルスに対する免疫を持っていたりする。それは「野生」で過ごしているからが故の強い免疫力を持っているからだろう。そんな強い免疫力を持っているから病原体に感染しても症状が現れない野鳥が、国内にウィルスごと飛来した結果発生したのが、鳥インフルエンザだと推測している。日本の主に家畜の鳥は一応衛生状態も良好なことから野鳥ほどの免疫力を持っていないと思われる。だから感染が拡大したのだと考えている。泥んこや川などの自然の環境で育った子供と屋内などの菌が少ない環境で育った子供とで免疫力に違いが出ることと同じことだと考えている。なので鎖国したからといって100%外国の病原体が国内に入ってくることはないことはないことは頭に入れておいてほしい。

 とはいえ、野鳥よりも人の往来をなくした方がいいのは事実のようだ。実際にかつて鳥インフルエンザが発生した際の発生源は、野鳥よりも人間の衣服に付着したウィルスが原因だったと言われている。海外の細菌を国内に持ち込む場合も同じく人の衣服に付着したものだったり、症状が出ていないだけでウィルスを持っている人だったりする。実際に2014年にデング熱の感染が拡大したのは、デング熱ウィルスに感染しておきながら症状が現れなかったアジア系の人の血を蚊が吸い、その蚊が他の人の血を吸うときに蚊が持っていたウィルスが人の体内に侵入した、蚊の媒介によるものが原因だ。デング熱鳥インフルエンザも人のせいで感染が拡大したと言ってよいだろう。なので人や物の往来を止める鎖国で病原体の国内流入並びに感染拡大を防ぐことは、割とまじめに有効な感染症対策でもあるのである。特に日本は島国なので陸続きで病原体がやってくることはない。鎖国をすればそこで病原体をほぼ完全にシャットアウトできるのは日本の利点であると言えよう。

・外国人そのものをシャットアウトすることの利点

 未知のウィルスや病原体を日本に持ち込ませないために人や物の往来を止めることはありだ。それだけでなくそもそもの人の往来を止めることで生まれるメリットがある。一番のメリットは治安が守られるということだろう。特に中国人がそうだが、昨今の日本では外国人が多く住みつくようになったことから、治安が悪化しつつあるように思われる。私は最近の日本人がマナーを守らない理由の一つに、特に中国人を始めとした外国人がマナーを守らないことに乗っかっているからではないかと思っている。特に中国人のようなアジア系の外国人は遠目で見れば日本人との区別はつかないだろうし、車などに乗っていたりしたら尚更だ。赤信号みんなで渡れば怖くないのように中国人を始めとした外国人のマナーの悪さに日本人が影響されている可能性はゼロではないだろう。同調圧力に弱い民族だしな。こうしたマナーの悪い外国人の増加が周りまわって日本の治安も悪化させてしまっているとするなら、日本の治安を守るための外国人の往来を止めることは有意義と言えよう。

 ただし外国人の往来を止めた際の懸念も存在する。一番大きな懸念は観光収入であろう。外国人の往来が止まってしまえば外国人旅行客による観光収入がなくなってしまうので、経済的損失は大きいように思うかもしれない。だが日本の収入において観光が占める割合は極めて少なかったりする。少なくとも、外国人旅行客がゼロになることで大きな損害が出ることはないと思われる。民間経済には損害が出るかもしれないが、それは日本人の国内観光で賄うことだってできる。今の日本人は観光しないと言われているが、そりゃ観光するための資金や時間が提供されなきゃ誰だって観光するわけないだろ。お年寄りばかり観光客が多いのはそれだけ老人にはお金と時間があるということなのである。若い人に観光を促したかったら、変なコラボで釣るんじゃなくてそもそもの賃金と時間を与えてくれ。日本人が観光しなくなっているのは誰のせいなのか、よーく考えてほしい。

 ということなので外国人そのものが日本からいなくなることは、寂しくなるかもしれないが、日本の価値観を守るためにはありなのである。実際にかつての鎖国キリスト教により日本の価値観が歪められることを恐れたから行ったことなのである。外国人の往来を止める意味での鎖国は、かつての鎖国と同じ意味を持つと思われる。昨今の時代に日本の価値観を守るために外国人の往来を止めてもいいのかを考えてみるのはいいだろう。

 まあ鎖国なんて極端なことをしなくても、日本に来る外国人が日本のマナーを守ってくれればそれでいいんだけどね。昨今のマナーを守らない外国人の増加の背景には、特に日本に定住する外国人に対して政府や自治体が適切なマナー喚起を行っていないことも考えられる(これについては実際に政府への投書で問題提起した)。なので外国人の往来を止める前に、自治体や政府といった上が外国人に対するマナー喚起を行う必要があるだろう。その上でマナーを守らない特に外国人定住者に対しては、場合によっては日本からの永久追放を行うほど厳しく対応すればいいだろう。外国人の往来を止めることはあくまでも最終手段だ。まずはできることをやりつくして、それでも無理だと感じたら外国人の往来を止めればいい。マナーさえ守ってくれればいくらでも外国人には日本に移住してもいいというのは、覚えておいてほしい。まあそれで本来の日本国民よりも外国人移住者の方が待遇が良かったら、さすがに政府に文句を言うけどね。

---海外旅行ができなくなるのはデメリットなのか?

 また人の往来をなくすということは、国内から海外に行くことも制限する行為となってしまう。そのため海外旅行ができなくなってしまうというデメリットが浮上するだろう。まあ特定の国々とは人の往来を認めれば、その国には旅行に行けるけどね。アメリカとは関係を維持したらハワイには行けるということである。

 が、そもそも論として今の世界情勢において海外旅行に行かないことはデメリットなのか?という疑問が浮かぶ。なぜならば今の世界情勢はテロとの戦争状態であり、いつどこでテロが起きてそれに巻き込まれるかがわからなくなっている状態になっているからだ。そんな状況の世界に好き好んで飛び出していく人はいるのだろうか?いたとしてもそれは完全に自己責任となるだろう。日本では邦人がテロに巻き込まれた場合、なぜか政府のせいにされるが、元はといえば海外に飛び出した本人が悪いとも取れるのだ。まあ本当に悪いのはテロリストなので、テロリスト以外に責任転嫁することは愚かな行為だと言えよう。テロリスト以外に責任を向けないでほしいと言いたかっただけである。責任がどうであれ、今の世界に飛び出してしまったらテロなどの厄介ごとに巻き込まれる可能性は、一昔前に比べればだいぶ高まってしまっていると述べていいだろう。いつどこで命を落とすかわからない今日の世界状況において、海外旅行を禁止することは悪いことではないと私は考えている。まあ日本国内にいても殺人事件や事故やテロに巻き込まれる危険はあるんだけどね。100%安全な所なんてこの世界には存在しない。ただ外に出るよりかは内で引きこもっていた方が安全の可能性は高くなるというだけだ。

・外国資本によって日本の森林が奪われることを阻止するため

 その他の鎖国の理由に関しては、外国資本によって日本の森林が奪われることを防ぐための鎖国というものがあるだろう。外国資本による日本の土地売買の実態に関してはこちらの文章を参照してほしいが、非常に単純明快に外国資本による日本の土地売買は、世界経済とのつながりを断ち切ることでなくすことができる。外国資本による日本の土地売買の実態を踏まえたら、日本の土地を守るための鎖国というのもありなのである。日本を守るための鎖国という意味では江戸時代の鎖国と同じであるが、価値観だけでなく土地や経済も守るためという新たな鎖国の必要性が出ている。それだけグローバル社会がもたらした弊害というのは大きいということが言えよう。

・今回はここまで

 以上で新時代の鎖国を行う必要性に関する文章を終わりとする。後編では鎖国した場合のデメリットや具体的にどういう鎖国が考えられるかについて述べたいと思う。

 

 後編はこちら