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D.S.~ダルセーニョ~のブログ(仮)

自分で勝手に考えたことを色々書いています

「水不足」は本当に雨が降らないから起こっている問題なのか?

 ・初めに

 この文章は今日叫ばれている特に首都圏の水不足に関しての自身の考えをまとめたものです。なんか長くなってしまいました。ごめんなさい。なので十分にお時間を確保してから読むことをオススメします。

 

・水不足は本当に雨が降らないから起こっている問題なのか?

 今回は昨今相次いでいる日本の水不足についての私の考えをまとめたいと思う。まあ世界の水不足にも共通することかもしれないが。

 今年の日本では特に首都圏を中心に水不足がよく叫ばれている。私が関東圏に住んでいるから今年は例年以上に水不足と聞くだけかもしれない。むろん関東以外でも水不足は起こることはあるだろう、ってか過去に起こっている。関東圏の水不足だけ全国規模で報道される現状はどうなのだろうかと思ってしまう。それは置いておいて、水不足と呼ばれるときは例年に比べて降水量が少ないときに言われることが多い。降水量が少ないことでダムに溜まっている水が少なくなってしまう時に水不足と叫ばれる。つまり単純に雨が少ないから水不足が叫ばれるということなのである。

 だが雨が少ないことで起こる水不足というのは、本当に雨が少ないから起こることなのだろうか?雨が少ないと水不足が起きるということは、逆に言えば日本の水の供給は雨が降ることで賄われているということ。つまり雨が降らなくなると水の供給が少なくなるほど、元々の水の供給がギリギリだということが言えるのではないだろうか?今年の水不足は雨が少ないから起こっているのは間違いない。だが元々の水の供給がギリギリなのならば、雨が降らなくなれば水不足に陥ってしまうのは当然だ。ようは単純明快に水を使いすぎているから水不足が起こっているのではないかと私は考えている。

 今回の文章では現代社会の水の使い過ぎについて指摘し、水不足は本当に天候のせいなのかを考えることを目標とする。

・家庭でのこまめな節水を!

 まずは今の日本社会でどのくらい水を使用しているのかについて述べよう。国土交通省による水の使用状況をまとめた文書によると、平成22年における日本の水使用実績(取水量ベース)は約809億m3/年。このうち一般家庭で使われている家庭用水とオフィス・ホテル・飲食店等で使用される都市活動用水をまとめた生活用水約152億m3。製造業などの産業活動に供給される工業用水が約113億m3(工業用水に関しては一度使用した水を回収して再利用している面もある)。農業用水約544億m3となっている。この水使用量には、公益事業や消流雪などのために使用された水量は含まれていないが、それも含めたらかなりの水が日本で使用されていることがわかるだろう。世界と比較した水の使用量から見ても日本は9位に位置している。世界と比べても日本はトップクラスに水を使用していると言えよう。

 だが、日本の世界トップクラスの水使用量は雨の比較的多い気候に恵まれているから。元々の日本の降水量が多いから世界でもトップクラスに水を使用しているのである。それが常識化しているのが日本だ。

 その上で節水を心がける日本人の国民性は本当に謙虚だと思う。まあ単純に水道代を多く払いたくないだけなんだがな。人によって節水の度合いは異なるかもしれないが、例えばお風呂の残り湯で洗濯を行ったり、湯船につからないでシャワーだけでお風呂を済ませていたり、洗い物は一気に片づけたり、など様々な知恵を使って節水を行っている人が多いだろう。しかしながら、全ての人間が節水を行っているわけではない。中には水をガンガン使っている人もいるだろう。人と水の付き合い方は多種多様だ。あまりにも水を使いすぎている場合は責められるかもしれないが、極端な節水というのも健康面的な意味で問題を起こすだろう。

 何が言いたいのかというと水資源が豊富だからこそ、適切に水を使ってほしいというわけである。少なくとも40%ぐらいの適度な節水は日本人の誰もが行ってほしい。あまりジャバジャバ水を使用するのではなく、適度な節水を民間レベルで心掛けてほしい。まあこんなの当たり前のことかもしれないが、今一度述べておきたい。

・農業用水の使用量の大きさは自然の水を活用しているため

 一般家庭における水との付き合い方は適度な節水を心がけるで問題ない。日本の水不足は必ずしも一般家庭だけに原因があるわけではないが、できることはしておくべきだろう。即ち、一般家庭の水の使い過ぎだけが水不足に陥る原因ではないということだ。では他の原因はあるのか?その答えは先に述べた水使用量から導き出される。

 一般家庭以外の水使用量に関しては、オフィス・ホテル・飲食店等で使用される都市活動用水、産業活動に供給される工業用水、農業用水の三つに分けられる。

 このうち一番使われているのは農業用水だが、これに関しては河川などから水を供給して灌漑用水として使っていたりする。いわば自然に流れる水をそのまま利用したやり方なのである。そして特に山沿いの農業で使われた水はそのまま川に流して、再びの農業用水や下流の都市部の生活用水として還元されていたりする。いわば水のリサイクルだ。農業用水に関してはこうした水のリサイクルが伝統的に行われてきた。河川を利用した農業並びに再利用の方針は古の知恵の賜物なのである。水を最大限に活用して最小限の無駄で抑えるという方針を大昔から構築していたのが日本人なのである。いわば農業用水とその活用法にこそ日本人の突出した才能が現れていると言えよう。

 そういうわけなので、農業用水のこの使用量はある種問題なかったりする。使用量がこれだけ多いのはそれだけの自然に流れる水を活用しているということだ。日本中の自然に流れる水を一か所に集めたら、日本は沈没するだろう。そのぐらい元々日本という国には多くの水が流れている。その自然の水の流れを利用した農業用水とその還元法を確立していたのが、太古の日本人なのである。なので農業用水のこの使用量は問題ない。自然に流れる水を活用しているのだから。むろん減らせるところは減らす努力を行ってもいいが、目くじらを立てるほどのものでもないだろう。

・企業が多ければ多いほど、水の量も増える

 その他の工業用水と都市活動用水に関してだが、これら二つの水は主に都市部で活用されているものだ。都市部で活用する水は、大体半分をダムで賄っている所が多い。首都圏に関しては90%以上をダムで賄っている。地域にもよるが、大体都市部で活用する水はダムから供給されていると覚えてよいだろう。そしてそのダムから供給される水が工業用水と都市活動用水、そして都市部一般家庭用水として使われているというわけである。ここがポイントだ。都市部の工業用水と生活用水はダムから供給されているということ。工業用水と特に都市活動用水はどちらも企業活動から生まれてくる水だったりする。つまり企業が多ければ多いほどその分工業用水と都市活動用水の使用量が増えるということである。私はここに今日の関東圏の水不足の根本要因があると見ている。

 そもそも関東圏で使用する水の90%はダムから供給されるものである。東京で使われている水の大半はダムから供給される水だと考えてもらってよい。元々ダムから使っている水なんだから雨が降らなければ減るだけなのは当然だ。つまり雨が降る降らない以前に首都圏で水を使いすぎているから今日の水不足が起こっているということなのである。まさに発展による自業自得であると言えよう。とはいえ、家庭で使用する水に関しては本当に生活に関わる水なのでしょうがない。まあ首都圏の人間は家庭でもジャバジャバ水を使っているのかもしれないが(食器洗浄機なんか典型例)、家庭に関しては各々の努力で節水は心掛けられる。となると、今日の首都圏で大量に水を使っているのは、企業や自治体といった所であると言えよう。

 企業が活用している水のうちの工業用水に関しては再利用を心がけており、新たに河川から取水する水量は年々減少しているとのことだが、それでも約113億m3使っているので相も変わらず大量の水が工業で使われていると言えよう。それでも再利用している分まだマシかもしれない。

 問題は再利用している節がない、オフィスやホテル・飲食店等で使われている都市活動用水だ。とりわけてホテルや飲食店といったサービス業で使われている水に問題意識を向けた方がいいだろう。

---外国人観光客が水不足の原因!?

 ホテルに関しては、昨今日本に外国からの旅行客が急増していて、特に首都圏のホテルは外国人旅行客の宿泊に力を入れている。その外国人は日本人のような水との向き合い方はしない。国にもよるかもしれないが、ジャバジャバ水を使っている外国人は多いだろう。つまり単純明快にホテルに宿泊して水をジャバジャバ使う外国人が多いから、首都圏の水使用量が増えていると考えられるのである。むろん必ずしもそうとは限らないが今日の訪日外国人の増加ぶりを考えると、必ずしも水不足との因果関係はゼロではないと思っている。もし訪日外国人のホテルの宿泊等が首都圏の水不足に関係しているのだとしたら、外国人を日本に呼び寄せる政策は周りに回って日本を苦しめることになる可能性がある。

 そもそも外国人の日本への呼び込みは民泊を始めとして暴走している節がある。正直に言うが、あそこまで外国人頼みの景気回復に力を注いでいる様ははっきり言って異常。まるで特定の外国人による属国化を目指しているようにも見えてしまう。観光客頼みの経済政策ほど危ういものはない。それはトルコや欧州といった国々が証明していたりする。外国人を日本に大量に呼び込むことは色んな意味で危ないことだと私は考えている。その警告のための水不足の到来だとしたら・・・?

 話を戻して、ホテルに外国人が宿泊することで水の使用量が増えていて、それが水不足に繋がっている可能性は、検証のし甲斐があるだろう。

---飲食店は水の使い過ぎという観点からも減らすべき

 次に飲食店に関して述べよう。飲食店で多くの水が使われていることは、飲食店で働いたことのある人はわかるだろう。働いていなくてもなんとなく想像できるかもしれない。飲食店は明らかに大量の水を使っている。大量の水を使っている飲食店が多ければ多いほど、水の使用量も多くなるというわけである。つまり単純明快に飲食店が多すぎるから水の使用量が多いのではないかということだ。特にチェーン店であろう。

 外食産業に関する問題提起はこちらの文章で行っている。こちらの文章では水不足については述べていないが、それはその時には思いつかなかったから。水不足について本気で考えてみた時に、あれ?そういえば飲食店って大量の水使ってね?と気が付いた。だから今記載しているのである。以前の文章と並んで外食産業の害悪性がますます証明されたと言えよう。本当に外食産業で得をするのは誰なのだろうか?お客さんなのだろうか?だが満足するのは食べ終わった後であり、中には想像とは違った料理で嫌な気分になる人もいるだろう。いわゆる一時の満足に過ぎない。外食産業は本当に誰が得をする業種なのか?過去の文章と合わせて考えてもらいたい。

 まとめると、飲食店が多いから水の使用量が多くなっている可能性があるというわけである。まあ需要と供給を考えればわかることなのだが、飲食店と水不足を関連付けられる人はどのくらいいるだろうか?単純だが気づかないことはこの世の中には山のようにあるだろう。サービス業と水不足の関係はその一つであると言えよう。

 

 こうしたサービス業における水の使用量が莫大であるから、そもそもの水の供給がギリギリである可能性がある。こう考えると、特に首都圏の水不足は必ずしも雨が降らないことだけが原因ではないことがわかるだろう。

・清涼飲料水が水不足を招いている!?

 実は工業用水と都市活動用水以外にも水不足に関係していると思われる、あるものがある。これはどちらかといえば世界の水不足との関連の方が強いものではあるが、よくよく考えてみたらこちらも確かに「水」を使っている。それは清涼飲料水だ。

 清涼飲料水が水不足に関係している事を知ったのは、実は日本の森林についてまとめた時。とりわけて、新潮文庫の「奪われる日本の森外資が水資源を狙っている」の本を読んだ時に知ったことだった。こちらの書籍には、世界の飲料水メーカーが自分達のブランド拡大のために世界中の水資源を狙っているという趣旨の記述がある。その世界の飲料水メーカーが日本の水資源を狙っていることの危険性を、この本で説いている。また世界の水不足は飲料水メーカーが水資源を確保しているから起こっているものという記述もある。我々が日常的に飲んでいる清涼飲料水が世界の水不足に関係しているかもしれないというのを知った時には思わず目からうろこが出た。そういえばそうだ、と気づかされた。これを知って以降、私の中での清涼飲料水に対する見方が変わってきていたりする。

 以上は該当書籍に書かれていることで、とりわけて世界の水不足に関する記述である。だが世界だろうが何だろうが清涼飲料水が水不足を招いているということは、国内の清涼飲料水ブランドが水不足を招いている可能性もあるということだ。つまり首都圏の水不足は大量の清涼飲料水を生産しているから起こっているのではないか?ということである。日本の清涼飲料水自体の生産量は推定2億㎘に及んでいるとのことだ(こちらのデータをお借りしたが、グラフの読み方あっているかどうかわからない・・・)。これだけの量の水が清涼飲料水の生産に使われているのだから、水不足との関連が指摘されてもおかしくないだろう。とはいえ、清涼飲料水の中には自然由来の水を使用しているものもある。ミネラルウォーターなんかが代表的であろう。また地方の地酒といったものもその地方独特の天然の水を使って生産している所がある。これに関しては先人の知恵を受け継いだまさに日本の伝統なので、水不足に直結することはないだろう。問題があるとすれば、市販の清涼飲料水。コ〇コーラやポ〇リスエット、お~〇お茶などが当てはまるだろう。これらの清涼飲料水の大半は都市部で作られているので、恐らくダム水から供給されているものだろう。よって大量の清涼飲料水生産が首都圏の水不足に関係している可能性は高いだろう。

---プライベートブランド商品が水不足を加速させている!?

 では清涼飲料水ブランドを減らすべきなのか?正直に述べると、その通りなのだが、どのようなブランドを減らすべきなのか?私はコカ〇ーラのようなナショナルブランドは減らすべきではないと考えている。ぶっちゃけて言うと、プライベートブランドを減らすべきだと考えている。

 プライベートブランドとは小売店を中心に展開しているオリジナル商品の事である。プライベートブランドの特徴は小売店の系列で販売しているので値段が安いという特徴がある。イ〇ンやヤ〇コーといったスーパーや、セ〇ンイレブン、ロー〇ンなどのコンビニで発売されている。このプライベートブランドにも清涼飲料水は含まれているのだが、ちゃんと見てみるとわかるが、プライベートブランドの清涼飲料水は柄が違うだけのナショナルブランドと同一の商品だったりする。名称や見た目が違うだけで中身はナショナルブランドと全く一緒、というか製造場所を見てみると、ナショナルブランドと同じ工場で作られているものだってあったりする。言ってしまえば、価格が安いだけのナショナルブランドの商品なのである。

 ナショナルブランドの工場でプライベートブランドの商品が作られている背景は、利益の一部を還元してもらうという取引を行ったからであろう。言ってしまえば、利益のためにプライベートブランドを作成しているというわけである。消費者からすれば安いプライベートブランド製造場所がしっかりと明記されていれば、ありがたいものであり、企業にとっても利益が見込まれる素晴らしいものであろう。だがその一方で貴重な水資源が無駄遣いされているという一面がある。その結果が今日の水不足に関係しているのだとしたら、プライベートブランドは一概にも良いものとは言えないだろう。結局同じ商品を形や値段を変えて売っているだけなんだから、まさに無駄の極みと言わざるを得ないだろう。

 以上の理由から、私はプライベートブランドの飲料水を減らすべきだと考えている。とはいえ、清涼飲料水と水不足との因果関係は、あくまでも私一個人の推測だ。できれば行政が本当に清涼飲料水の生産が首都圏の水不足に繋がっているのかの調査をしてもらいたいと思う。もし繋がっているのだとしたら、真っ先に潰すべきはプライベートブランドだというだけの話だ。ナショナルブランドの大半は世界的な信頼を受けていたりするしね。

・水不足から日本社会の本当の姿がわかる

 以上が都市部の水不足の大まかな要因であると言えよう。全てをまとめた場合は、企業が水を大量に消費しているから水不足を招いているという結論になる。利益に目がくらんでいるから限りある資源を大切にするという感覚が薄れているのだろう。これこそが主に首都圏の水不足の大きな要因だと私は考えている。元々企業で使われている水が多いから、雨がちょっと降らなくなっただけで水不足に陥ってしまうというわけなのである。今後の水不足対策として、企業の数と清涼飲料水の数を減らすのは、もしかしたら本気で有効な対策かもしれない。特に飲食店に関しては以前書いた文章でも減らすことの是非を説いているので、本気で検討してみるべきだろう。

---結局水不足もマスメディアが原因?

 そしてお約束の物を書こう。こうした水不足の本当の実態をマスメディアは絶対に報道しない。なぜかといえば癒着しているからに決まっている。そもそもマスメディアが一番欲に目がくらんでいるような気がする。だから資源に対する問題提起が全く少ないのだし、清涼飲料水の新商品をガンガンアピールするのだと私は考えている。清涼飲料水が世界の水不足に直結しているとか絶対に報道しないだろうし、発想すらないだろう。そんな資源に対して何も考えていないマスメディアが原発反対を推進しているのは、まさに何も考えないで国内を混乱させているだけの愉快犯であると言えよう。マスメディアが報道しない水不足の本当の原因について考えてみるのは、マスメディアに惑わされない能力を養うためにも有意義だと思っている。そしてそれは周りまわって日本社会を見つめなおすことにも繋がる。少なくとも、私は繋がった。日本社会の本当の姿が水不足からわかるとは誰も思わないだろう。考えてみるとなかなか面白いので、良かったら考えてみてほしい。

・暑さ対策のミストが水の消費を加速させている

 ここからはおまけになるが、他にも最近流行しているとあるものが水不足との関連に繋がっている可能性がある。それがミストと呼ばれる人口の霧だ(そもそも正式名称知らん)。よくよく考えればこれにも水は使われている。最近のミストの流行には首都圏の暑さ対策のためというのがある。だが実際にミストのある所を訪れてみればわかるが、全く涼しくない。まあ私があまり涼しさを感じなかっただけかもしれないが、個人的には本当に暑さ対策になっているのか疑問だったりする。

---ミストを導入する前にヒートアイランド現象を解消しろ

 そもそも特に首都圏の暑さというのは熱を帯びやすいコンクリートが大量に存在しているヒートアイランド現象と呼ばれるものが根本の原因だ。そんな地域で自然の風で暑さをしのげるわけがない。そもそも自然の風が熱いんだし。実際に、特に夜にクーラーを使わないで自然の風だけで就寝しているお年寄りが、毎年首都圏で熱中症により亡くなっている。だからみんなクーラーを使っているのであり、そのクーラーの排気がますます首都圏を暑くさせているという悪循環に陥ってしまっているのが首都圏なのである。

 そんな悪循環の解消のためのミストの導入なのかもしれないが、先にも述べた通り、首都圏の暑さは根本的に鉄筋コンクリートの建物が多いことが原因。それらを減らさない暑さ対策なんてまさに焼け石に水であろう。挙句の果てにミストが涼しくないのだったら、ミストはただの水の無駄遣いになる。ミストによる水の無駄遣いが今日横行しているから、首都圏が水不足に陥っている可能性は十分に考えられるだろう。

・台風一つで水不足は解消できる?

 とまあこれだけ騒がれている水不足だが、なんでも台風一つで解消できるということだ。正直に述べると、本当かよって私は思っている。確かに台風は雨量が凄いが、昨今ゲリラ豪雨という台風並み、物によっては台風以上の豪雨をもたらすものが多く発生している。台風で水不足が解消できるのだったらゲリラ豪雨でも水不足は解消できるのではないか?と思ってしまう。まあゲリラ豪雨は短い時間に一気に降るのに対して、台風はものにもよるが一日中雨を降らすもの。ゲリラ豪雨に比べれば水不足の解消に貢献できるだろう。それでも「一回の台風」で水不足が解消するのは疑問だが。

 またそもそもの問題として、台風がダムの上を通ってくれなければ意味はない。結局天気次第とか完全に運じゃないか。そんなんに期待するのもどうなのだろうか?結局今のところ台風は日本に上陸していない。梅雨もまともに降っていなかったし(その割には私の地域はそれなりに降っていた印象だが)、このまま台風が日本に上陸しなかったら本当に深刻な問題になるかもしれない。そして仮に上陸したとしてもダムの上を通ってくれなければ意味はない。台風が発生して、日本に進路を向けて、内陸部にまで上陸して、ダムの上を通ってくれる。そんな希望的観測にすがるしかないというのはあまり安心できるものではないと思う。

・神が水不足を起こしている?

 というか、今年だけでなくここ数年といった方がよいだろうか、自然の猛威が日本を襲っている。火・水・地・風。ものによっては空も含まれる場合があるが、これら四つは自然界を構成する四元素だと言われている。この自然界の四元素が日本にとって不利な形で作用していると私は感じている。

 火は火山の噴火。御岳山や桜島の噴火は日本に猛威をもたらし、近年では火山活動が活発化していると聞く。

 火山活動の活発化に伴って発生する地の地震東日本大震災熊本地震といった忘れられない大災害が地の力によって引き起こされている。

 水に関しては、東日本大震災津波が頭に浮かぶかもしれないが、昨今の状況を考えると、加減を知らない大量の雨や全く雨が降らないという極端な雨が日本に脅威をもたらしていると考えられる。実際に鬼怒川決壊による洪水は記憶に新しいし、ゲリラ豪雨による土砂災害も頻繁に起こっている。

 風に関しては、台風や竜巻が思い浮かぶ。台風は水とも関連しているかもしれないが水を伴って強い風を引き起こすのだから風の力であると言えよう。近年では2013年に伊豆大島に甚大な被害を与えたことが記憶に新しい。竜巻に関してもここ数年頻繁に日本で発生するようになっている。

 このようにここ数年の自然災害を見てみると、火・水・地・風の四つの力が日本に猛威を振るっていることがわかるだろう。それは一体何を意味しているのか?私はひそかにこれを探求していたりする。

 この世に神が存在するのだとしたら、多くの自然災害は神が引き起こしていることになる。実際に太古の、世界を含めた人間は自然災害を神になぞらえていた。科学が発達した今、神による自然災害というのは一般には言われなくなったかもしれない。だがもし本当に神が自然災害を発生させているのだとしたら、神が日本に自然災害を発生させるのはなぜなのだろうか?日本人は神を怒らせることをしているとでも言いたいのだろうか?・・・正直に述べるが、私はしていると思っている。

 そんな神々の気まぐれで水不足が起こっているのだとしたら、台風に期待することなんてできるわけがない。神が水不足を起こしているのなら台風が水不足を解消してくれるわけがない。台風も神が起こしているものなのだから。まさに神によるマッチポンプであると言えよう。実際に今年の雨雲で意図的にダム周辺からずらしているような雨雲が多数観測されているし。露骨だなおい。

・神にすがる前に自分達の行いを見つめなおそう!

 じゃあどうすればいいのか?結局神頼みになるのは否めないかもしれないが、神に頼む前に、私たちの行いを見つめなおした方がよいのではないだろうか?実際に見つめなおした結果が今回の文章だ。そもそも人間が水を大量に使いすぎているから、少し雨が降らなくなったぐらいで水不足に陥ってしまう。今年の水不足を考えた結果、私はこの認識にたどり着くことができた。もしかしたら今年の水不足は神様が日本人に注意喚起を促してくれているものなのかもしれない。だとするなら神に頼む前に、我々人間が日頃の行いを改める必要があるだろう。

 私は昔から母親からこんなことを聞かされてきた。神様が見ているのだから、悪いことをしたらその分報いを受けると。今日の現代社会が「悪いこと」なのかは疑問かもしれないが、今日の日本を襲っている自然の猛威を考えると、「悪いこと」なのかもしれない。今日日本を襲っている自然災害が現代社会に対する報いだとしたら、私は全てが納得できる。なので現代社会の方針を変えるべきだと考えていたりする。もし現代社会が神様からのメッセージを受け取って変わることができ、その結果日本での自然災害が減ることになったら、この世界に神が存在する証拠になるかもしれない

・結論

 結論を言えば、神にすがる前に自分達の行いを反省すべきということなのである。昨今の水不足は現代社会に生きる者たちが水を使いすぎているから起こっていること。だったら水の使い過ぎを抑制すればいいというだけの話である。具体的には、一般家庭はより節水を心がけ、行政に関しては水の使用を抑えたり、企業(特に飲食店)を少なくしたり、清涼飲料水の生産を減らしたりする、といったことを日本人が行えばいいというわけである。それで水不足が必ずしも解決できるとは言えないが、やってみる価値はあるだろう。現代社会が水不足を招いているのなら、現代社会を変えればいい。昨今の日本の現代社会には様々な面から変革が求められているようだが、今年の水不足も変革をもたらす因子なのかもしれない。太古の昔から水を大事にしてきた日本だからこそ、適切な水使用を心がけるべき。今年の水不足はそんなことを神様が教えているのかもしれない。

 

 以上で今回の文章は終わりです。お疲れ様でした!