D.S.~ダルセーニョ~のブログ(仮)

自分で勝手に考えたことを色々書いています

シリーズ米大統領選挙:④私がマルコ・ルビオを推す理由

・初めに

 この記事を投稿したのは2016年2月24日です。草案はそれ以前です。現在の状況とは食い違いますのでご了承ください。
 この記事には主観と妄想が詰まっています。それでもいいという方は拝読ください。一応シリーズものですが、前回記事を読まなくても支障はありません。ただ、読んでおいた方がちょっとは面白くなるかもしれません。
 あと、他の記事と比べるといささか好意的なバイアスがかかっているかもしれません。その点もご了承ください。

・日本で人気のマルコ・ルビオ

 今回取り上げる人物はマルコ・ルビオ。今回の大統領選挙では若き主流派として立候補を表明。一番最初のアイオワ州の選挙では共和党の複数の候補者を差し置いて、クルーズ氏・トランプ氏と並んで一歩リードすることに成功。第3戦のサウスカロライナでは非主流派が多数を占める選挙区で二位の大健闘を記録。現在はビッグ5の中でも最も苦戦しているルビオ氏だが、アウトサイダーの多い今回の選挙において主流派というのは大きい。今後の展開が期待できる人物である。

 そんなルビオ氏は実は(主に)日本のネットで大人気なのである。インターネットをさまよっていると、ルビオ氏が大統領になってほしいというコメントは多く見受けられる。どこまで考えてルビオ氏がいいと言っているのかは不明だが、数少ない米大統領選の話題の中でも常に出てくるというのはポイントの一つだ。ちなみに、私もルビオ氏がビッグ5の中では最も大統領になってほしい人物である。それはなぜか?それは日本人がルビオを推している理由と一緒だ。というわけで、今回はなぜ日本人がルビオ氏を好むのか、ルビオ大統領が誕生したら日本はどう付き合っていくのかを分析する。

・マルコ・ルビオとは?

 まずは簡単なプロフィールを。1971年5月28日生。生まれはフロリダ州マイアミ。現在の年齢は44歳でビッグ5はおろか今回の大統領選の出馬議員の中では最も若い。逆に言えば、最も若いのにビッグ5入りして注目を集めているということだ(といってもクルーズ氏と一つしか年齢が違わないが)。両親はキューバ革命以前にアメリカに経済移民として移住してきたキューバ移民であり、ルビオ氏もキューバ系の血を引いている。非常に貧しく厳しい子供時代を過ごしてきたようで、ビッグ5の中では最も過酷な経歴の持ち主であろう。ルビオ氏が政治と接点を持つようになったのは、マイアミ大学在学中に当時の下院議員イリアナ・ロス・レイティネン氏の実習生を務めたのがきっかけ。大学卒業後はウェストマイアミ市の執行委員長を経た後に、フロリダ州下院選の予備選挙に立候補。2000年には見事当選を果たしている。この時の年齢は29歳。2007年にはキューバ系アメリカ人として初の下院議長に就任し、2009年まで下院議員兼議長を務めた。

---フロリダ州の未来のための革新的な100のアイデア

 フロリダ州下院議員時代のエピソードとして、「フロリダ州の未来の為の革新的な100のアイデア」という本の出版が挙げられる。ルビオ氏を語る上では外せないエピソードである。この本はフロリダ州内をタウンホールミーティングで意見を聞きながら旅した時のフロリダ州民が考えた社会問題や税制改革・犯罪問題・貿易・経済・エネルギー・ヘルスケア・家族や子供・福祉と貧困・教育など100に及ぶアイデアを編集した本で、ルビオ氏はアイデアリストを確立するために"Idearaising"と呼んだ。2006年から2008年の2年間でルビオ氏の熱心な働き掛けにより、この100のアイデアフロリダ州下院議会を通過し、その内57のアイデアが可決されフロリダ州の州法として署名させることに成功した。この成功により、他の共和党議員らが本のアイデアに注目し、ニュート・ギングリッチ氏はルビオの成功を「天才の仕事」と呼び100のアイデアを絶賛して促進する宣伝文を書いた他、フロリダ州知事ジェブ・ブッシュ氏もこの本を購入して引用した。

 以上ウィキペディアからの引用であったが、このエピソードはルビオ氏だけでなく民主主義を考える上での重要なエピソードでもあると私は思っている。

 こうしたフロリダ州下院議員時代を経た後の2010年には合衆国上院議員に当選。フロリダ州下院議員時代の画期的なアイデアと手腕は上院議員になってからも発揮されており、次期大統領候補として今もなお注目されている。

 以上がルビオ氏の簡単なプロフィールである。ルビオ氏が若手のホープと言われている理由がお分かりいただけるであろうか。特に下院議員時代のエピソードは、民の意見を広く聞き、実行に移すという民主主義の王道を行くエピソードである。だからこそこのエピソードは非常に重要であり、私は将来的には民主主義の教科書に載せてもいいレベルのエピソードであると思っている。そんな人物なんだから確かにビッグ5入りするのも当然だ。次はルビオ氏が掲げる具体的な政策について見ていく。

・マルコ・ルビオの政策

 ルビオ氏は自身の具体的な政策というのを上院議員時代から公にさらしている。この点も非常に重要なポイントだ。大統領になった暁にはこの政策を実行していくことが予想されるから、裏を返せば今からでもルビオ大統領下のアメリカが予測できるということである(といっても、あくまでも大まかな目安としての予測だが)。自身の政策理念をきちんと国民が目にできるように公表して政治を行うというのも、民主政治の王道的やり方である。日本の政治家には絶対にできないことだ。ではルビオ氏の政策理念を、内政・経済・外交の三つに分けて見ていくことにする。

 内政面では、小さな政府と新自由主義を支持、強姦や近親相姦によるものも含めた人工妊娠中絶に反対、LGBTの権利確立への反対、銃規制に反対、マリファナ合法化に反対、医療大麻の使用は容認を表明している。

 経済面では、自由貿易グローバル資本主義の促進と最低賃金の引き上げ反対を表明している。

 外交面では、いわゆるタカ派と呼ばれる思想を持っておりアメリカが積極的に世界に介入すべきだという姿勢をとっている。具体的には後述する。

 以上の政策はウィキペディアからの引用であり、現在は変わっている可能性がある。

 そして移民に関して、彼は非常につらい立場を強いられている。現在のルビオ氏は不法移民に対しては強硬的な立場をとっているが、元々ルビオ氏は移民の両親から生まれている。そのような立場から当初は不法移民に対しても合法化するべきだと主張していたが、あのティーパーティーを始めとした保守派からの反対を受けて現在の主張に変えたとのことだ。現在のルビオ氏は移民に関しては支持層の保守派と移民派の間の板挟み状態である。移民に対してどういう立場を貫いていけるかが今後のルビオ氏の立ち位置を左右するだろう

 以上がルビオ氏の簡単な政策であるが、一目見て「ん?」と思った方は多いだろう。これらの政策は基本的に共和党の基本政策理念と同じである。そういった意味でもルビオ氏は「主流派」と呼ばれているのである。共和党の政策理念には疑問を感じる部分が多々あり、実際にアメリカ国民も共和党の政策理念に疑問を感じている人は多いようだ。ともあれ、これはあくまでも政策理念だ。実際に政策を実行する際にどうするかを決めるのは、ルビオ氏を中心にしたアメリカ国民だ。あくまでも参考程度にとどめておいてほしい。そしてこのようなルビオ氏の政策理念や置かれている現状が実はルビオ氏自身を苦しめているかもしれない。

・マルコ・ルビオの問題点

 ここからはルビオ氏の問題点を見ていく。日本での支持が高いルビオ氏だが米国ではあまり支持は伸びていない。それは大統領選挙の現状を踏まえてもお分かりいただけるだろう。ではなぜルビオ氏の支持が伸びてないのか?色々な理由があるだろう。若いから支持出来ないという人や移民の子だから支持出来ないという人など、ルビオ氏を支持しない理由は様々だ。その中でも私が一番大きいと感じているのは、ルビオ氏自身の優柔不断な態度だ。特にそれは移民政策において顕著になっている。

 元々ルビオ氏は移民系の議員である。なので本来だったら移民系からの支持を集めなければならないのだが、共和党に身を置いているからだろうか、現在のルビオ氏の政策理念は移民に対して厳しいものとなっている。具体的には、オバマ大統領令で不法移民の強制送還を停止し労働許可を与える際に、ルビオ氏は反発をしてしまった。これは議員による移民法の取り組みを阻害するものだという観点からであったが、移民優遇策に移民の議員が反発してしまったことは同じ移民の人々から失望を買ったであろう。更に自身の両親の故郷であるキューバとの国交正常化においても、ルビオ氏は個人的な感情から批判してしまう(以上はこちらからの引用)。このように元々移民寄りの政策を掲げていたのが、共和党と支持者の方針によりコロッと変わってしまったというルビオ氏の優柔不断さが支持が集まらなくなっている原因ではないかと分析している

 また良くも悪くも共和党寄りであることもルビオ氏に支持が集まらない一因になっているかもしれない。というのも共和党の主張と同じということは、裏を返せば自分の主張を持っていないということになる。実際に先ほど述べた通り、移民に対する自分の主張を共和党寄りの主張に変えたことからも、自分の主張をないがしろにしている面はあるだろう。こういった優柔不断な面からも「共和党のオバマ」と言われている所以なのかもしれない。オバマの負のイメージが強いことから「共和党のオバマ」のレッテルは人々の想像以上にルビオ氏を苦しめているだろう。

・大統領選挙で勝つためには

 大統領選挙でルビオ氏が勝利を収めるためには、先ほど挙げた問題点の克服が必要不可欠だ。また仮に大統領になったとしても先の問題点から支持がなかなか集まらなかったり、「共和党のオバマのレッテルが想像以上にルビオ氏を苦しめることになるだろう。ルビオ氏自身のためにも問題点の克服は必要不可欠なのである。そんなルビオ氏の問題点への克服法だが、単純に問題点とは真逆のことをすればいい。つまり自身の優柔不断な態度を改め、きちんと自身の主張を貫けばいいのである。それにより自身の主張が共和党と合わないものになるかもしれない。だが全てが全て共和党と合わないものになるわけないだろう?自身の掲げる主張と共和党の主張、そしてアメリカ国内の事情などを総合的に判断して自らの政策理念を確立する。こういった王道的な取り組みがルビオ氏に求められているのである。こういった王道を進むことができればルビオ氏は今よりもっと支持を集めることができるであろう。そもそも下院議員時代に王道を突き進む政治を行っていたんだ。だったらできるはずだ

 具体的にどういうことを行えばいいのかといえば、やはり移民政策は外せない。とはいうものの、移民自体アメリカでは賛否両論を招いている問題なのだ。詳しくは移民について調べてもらうとわかるが、移民の弊害はアメリカ社会の傷の一つだ。自身が移民だという立場と米国内の移民による傷。この二つをどう克服し未来のアメリカにつなげていくのかがルビオ氏に求められているだろう。具体的にどうすればいいのかという提言はできない。アメリカ国民ではないからだ。移民に関して様々な面からアメリカ国民と議論を深め、問題解決に向けた具体案を作っていく。かつて下院議員時代に行ったものと同じように。こうした王道的取り組みがルビオ氏にこそ求められており、王道を突き進んでこそルビオ氏は輝く存在になりうると私は信じている。まあそもそも今のアメリカ合衆国が移民によって出来上がった国なんだという、アメリカをえぐるようなことは言ってはいけないのかな?

 また現状を踏まえた場合、若い世代からの支持を集めるというのは馬鹿にはできないものがある。というのも、実際に若い世代から圧倒的な支持を集めているサンダース氏が台頭しているからだ。若者の現状を踏まえた若者向けの政策を提言すれば、瞬く間に大きな支持を得られるはずだ。若者だって一枚岩ではない。サンダース氏には啓蒙しなかったり、共和党寄りの若者だっているはずだ。そうした若者の支持を集めることができれば、ルビオ氏は大統領選挙に勝つことができるであろう。そもそも自身が若手のホープと言われているんだ。そんな人物が若い世代の支持を集めなければ、若い世代は何に希望を見出せばいいのだろうか?サンダース氏に縋るしかないのだろうか?王道を突き進む資格のあるルビオ氏だからこそ未来のための歩みが必要なのだと私は思っている。

 

 まとめるとルビオ氏が米大統領選挙で勝つためには、自身の優柔不断な態度を改め、アメリカ国民の望む政治を国民と一緒に考えること。支持層としては未来を創る若者と本来味方であるはずの移民層からの支持を集めることがルビオ氏台頭に繋がると私は思っている。といっても、アメリカに住んでいない一個人の考えなのでもしかしたら間違っているかもしれない。しかし間違っていたとしても、王道を進むべきというのには変わりはないはずだ。ルビオ氏なら王道を突き進めると私は信じている。

・マルコ・ルビオと日本

 お待たせしました。ここからはルビオ氏と日本との関係について見ていく。一言で言えば、ルビオ氏はかなりの親日派である。ビッグ5ではもちろんのこと、もしかしたら現在米大統領選に出馬を表明している議員の中でも最も親日的議員かもしれない。実際、ルビオ氏はビッグ5の中で唯一日本に表敬訪問に訪れている。厳密にはヒラリー氏も日本を訪れているが、ファースト・レディや国務長官といった付随的な面から日本を訪問しているのであって、まっさらな状態の一人の人間として日本を訪問しているのはルビオ氏だけである。それだけルビオ氏は日本を大事に思っているのである。

 ではなぜルビオ氏は日本を大事にしているのか?それはルビオ氏の掲げる外交政策と深いつながりがある。先にも述べたが、ルビオ氏の外交政策タカ派と呼ばれるものである。具体的には米国が積極的に世界の安全保障の役割を担うべきだという主張を掲げている。特にアジア地域に関する主張が顕著である。というのも、ルビオ氏は現在米上院外交委員会東アジア太平洋小委員会の筆頭委員を務めている。とりわけアジア情勢に関しては重要視している面がある。特に中国に関しては非常に強硬的な姿勢をとっており、自身が大統領になった際の対中政策を既に表明している。具体的には、

・「米国の強さ」を保持するために、太平洋での優位性を取り戻す。

・米国経済を中国の果敢な攻勢から守る。

・米国の自由と人権の保護の立場から中国の人権弾圧を厳しく非難する。

・中国の軍事力を抑止するために、オバマ政権の実施する国防予算の「自動差し押さえ」を止め、アジア防衛を強める一方、日本など同盟国との安保協力を深めるべき。

・中国の習近平政権は独裁統治であり、米国主導のリベラルな国際秩序への脅威となっている。南シナ海東シナ海での脅威に対しては、必要ならばためらわずに軍事力による抑止に努める。

 以上はこちらからの引用になるが、見てわかる通り中国に対して非常に厳しいものである。そしてこの政策の中で日本との同盟関係を強化していくべきだとも発言している。対中国を見据えた際、日本というのは非常に重要な国で、恐らくアジアの平和と安定のためには日本の力が必要不可欠とも思っているだろう。

 

 以上の観点から安全保障的な面でルビオ氏は日本を重視しているのである。そんなルビオ氏の日本重視は、日本から見てもありがたいものとなっている。日本自身が中国の脅威にさらされている現状もある。またアジアに関しては北朝鮮との問題もあるが、ルビオ氏は北朝鮮に関しても強硬的な姿勢を強めており、もしかしたら北朝鮮問題解決のための手助けも積極的に行ってくれるかもしれない。とはいうものの、北朝鮮問題は非常に複雑なのでもしかしたら余計なお世話になるかもしれない。とにかく、日本にとってもルビオ氏は心強い味方であり、ルビオ氏にとっても日本は重要なパートナーである。ルビオ大統領がもし誕生したら日本にとって非常に心強い味方となってくれるだろう。こうした観点から日本でルビオ氏が人気なのであり、私もこうした観点からルビオ大統領の誕生を望んでいるのである。

・マルコ・ルビオの期待に日本は応えられるのか?

 ルビオ氏が日本に抱いている期待感はわかった。だが当の日本はルビオ氏の期待に応えられるのだろうか?ルビオ氏の期待に応えるというのは、アメリカと連携してアジアの平和のための貢献を行うことができるということだ。それができるのだろうか?とはいえ何を持ってして平和と呼ぶのかは人それぞれだ。なので現在アジアの平和を脅かしている脅威を排除した上での平和を前提として考える。その脅威とは中国である(北朝鮮もだがここでは割愛する)。つまり今現在アジアの平和を脅かしている中国の脅威をアメリカと連携して抑えることができるのかということだ。結論から述べれば、できないだろう。理由は、日本が交戦権を認めていないからだ。ルビオ氏は中国に対して、必要とあらば軍事力の行使も辞さないと表明している。もしルビオ大統領下のアメリカが中国に対して軍事力を行使するようになった時、日本はルビオ氏の期待通りの動きができるのだろうか?そもそもそうなった時に日本はどうするのかが、日本の現状から考えれば不透明ではないか?こういう風に考えた場合、仮にルビオ大統領が誕生してアジアの平和と安定のために日本との同盟関係を強化しようとしても、肝心の日本が腑抜け国家のままではルビオ氏の働きが無駄にならないだろうか?以上の観点から、現状の日本のままではルビオ氏の期待には応えられないと思っている。

 じゃあルビオ氏の期待に応えるためにはどうすればいいのか?それはこのシリーズ並びに私の記事で何度も述べていることなので割愛する。こういう観点からも日本の未来について考えてもらいたい。

・総括:マルコ・ルビオが大統領になったら

 以上でルビオ氏に関する記事は終わりだ。総括として、ルビオ氏が大統領になったらどうなるのかを予測する。現在の政策理念からルビオ大統領の基本政策方針は共和党の意向に沿ったものになるだろう。共和党の意向通りの政策というよりも、オバマに対する批判が根強いことからオバマ政権とは真逆の政治になることが予想される。アメリカ国内的にはどう転ぶかがわからない。それはオバマの米国内向けの政治は善し悪しがはっきり出ていたからである。ルビオ政権がどのような政策を行うのかは、既に政策理念を掲げていても実は未知数なのである。焦点を当てるとするなら、移民に対してどういう政策を取るのかであろう。ルビオ氏が大統領になる鍵の要素としても移民は外せない。様々な面から今後のルビオ氏は「移民」とどう向き合っていくかが重要になっていくだろう。

 内政面は未知数のルビオ大統領だが、外交面ははっきりしている。まあ外交面もオバマ政権と真逆のことを行いそうではある。つまり、米国が積極的に世界に介入することになるであろう。現状世界を脅かしている様々な問題の解決にルビオ政権は取り組むことになるだろう。そしてアジア太平洋地域に関しては対中国を念頭に日米同盟を強化することが予想される。ルビオ氏が非常に日本を好いていることからこれまでの日米同盟よりもより親密な同盟関係を結ぶことになるだろう。そうなった時に、ルビオ氏よりも日本がどうするのが最も重要である。強固な日米同盟を築くために日本ができること、しなければならないことは何なのか。日本人が考えるべきである。また日米が緊密な関係になるということは、裏を返せば日本とアメリカが対等な関係に近づけるということである。恐らくルビオ氏も真の意味での「対等な日米同盟」を望んでいるだろう。これは日本にとって大きなチャンスでもある。日米が対等な存在になることの重要性についてはトランプ氏の記事で述べている。トランプ氏と違う点は、お互いに話し合いをすることができるということである。一番いいのはお互いに本気の本音を言い合える関係にまで持ってこれることだ。少なくとも相手がルビオ氏ならこちらの首相次第では本当に本音を言い合える関係を築けることができるかもしれない。それぐらい私はルビオ氏を高く評価しているのである。

・自身の考えをまとめる

 最後に私の考えをまとめる。私自身はルビオ大統領の誕生に大賛成だ。理由はルビオ氏が大統領になれば日本にとって心強い味方になってくれるからだ。とはいえ、ルビオ大統領を望む点は日本から見た場合である。米国にとってはどうなのだろうか?ルビオ大統領が誕生すれば米国は明るい国になるのだろうか?その観点は実は疑問なのだ。ルビオ大統領の誕生は日本から見れば望ましいのだが、米国から見れば望ましいのかはわからない。だからルビオ氏に支持が集まらないとも取れる。だが仮に今望ましくなかったとしても、大統領になってから米国が明るくなるようにすればいいのである。はっきり言えば、対等的な関係になった日本の首相がルビオ氏に内政の提言を行えばいいのだ。はっきり言いすぎかもしれないし、内政干渉にも思えるかもしれない。だが親密で台頭でお互いに本音を言い合える関係というのはこうでなければならないのだ日本首相がルビオ大統領をサポートし、ルビオ大統領も日本首相をサポートする。これが本当の意味での「対等な日米関係」なのである。言ってしまえば親友みたいなものだ。少なくとも相手がルビオ氏だったら本当に実現できると思っている。問題があるとすればこちら側だ。ルビオ大統領誕生における外交面での問題は全て日本にあると言っても過言ではないこちらもルビオ氏のサポートに相応しい日本首相と日本の状態に持っていかなければ意味はないし、むしろ始まることすらない。そのような状況に日本を持っていけるかどうかが焦点である。そしてルビオ氏に相応しい日本首相候補が存在するのだろうか?今のところは安倍晋三氏が内閣総理大臣であり、現状の安倍政治のままなら「対等な日米関係」の構築は不可能ではないと思っている。あくまでも「現状のままなら」なのであって、安倍首相から別の総理大臣に変わってしまったら変わってくる。そして仮に安倍晋三氏が首相の座を降りた時に、かわりに総理大臣になってルビオ氏と親友関係になれる人はいるのだろうか?私には思い浮かばない。記事を読んでいる皆さまには思い浮かぶだろうか?

 

 以上で終わりにするが、もしかしたらルビオ大統領の誕生は色んな意味で時期尚早なのかもしれない。だがそれはこちらも同じだ。世界の現状を顧みた時、米国・日本共に王道を歩む人物の台頭は「いつ」が望ましいのだろうか。米国民・日本国民の双方に考えてもらいたい。トランプに熱狂する米国民には無理かな?日本も米国のこと言えないけど