D.S.~ダルセーニョ~のブログ(仮)

自分で勝手に考えたことを色々書いています

メディア教育とはどういうものなのか?

・メディア教育とは一体何なのか?

 今回はメディア教育について書きたいと思います。

 メディア教育とは何なのかと言いますと、単純にメディアについて学ぶ教育のことを言います。具体的にはメディアリテラシーの概念を中心に、新聞とは何か?テレビとは何か?それらのメディアとの付き合い方、それらのメディアはどんな視点から報道しているのか?それらのメディアに嘘はないのか?あるとしたらどんな嘘なのか?どこに嘘が書かれているのか、メディアは社会にどんな影響を及ぼすのか?などを学ぶものです。またメディアと密接に関わるCMなどの広告、エンターテインメント、カルチャー、写真、映画といったものも学んだりします。

 以上のように「メディア」と密接に関わっているもの全般を学んで、メディアとは何か?メディアとの付き合い方を子供たちに教えることがメディア教育です。

 上記の通り、やろうと思えば膨大な数の教材を使ってメディア教育を行うことができるので、メディア教育の行い方は指導する地域や学校のカリキュラムによって変わってきます。つまりメディア教育の数だけ様々な種類のメディア教育があるという事です。

 しかしながら、共通している点が一つあります。それはメディアリテラシーの基本概念はどの国でも学ぶという事です。メディアリテラシーの基本概念はこちらの記事に書きましたが、もう一度表記しますと、メディアを鵜呑みにしないで批判的な思考力を養ってメディアを読み書きすること、です。

 ちなみにここでいう「批判的」とはネガティブな意味ではなくて、建設的で偏りのない論理的な思考で批判するという事です。誹謗中傷に近い言葉で批判するという事ではありません。建設的で偏りのない論理的な思考で、メディアを始めとした物事を批判することを教えるのもまたメディア教育の役目になっています。

 では具体的にどんなメディア教育があるのか?少しご紹介いたしましょう(なお、以下の記述は2000年に発行された書籍からの抜粋なので、かなり古い知識となっています。ご了承くださいませ)。

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メディアリテラシーとは何か?

・初めに

 メディアリテラシーに関してはこれまでもいくつか記事を書いてきましたが、今回改めて再構という形で、メディアリテラシーの記事を書かせていただきます。内容が以前から書いている記事と大いにかぶるかもしれませんが、ご了承ください。

 

メディアリテラシーとは何なのか?

 最近の特に日本のネットではメディアリテラシーが大事だと言われています。今回はそんなメディアリテラシーとは一体何なのかについてご説明したいと思います。

---メディアリテラシー=情報の読み書き能力

 そもそもメディアリテラシーという言葉自体はメディア+リテラシーの造語になります。海外ではメディア「・」リテラシーなんて言い方もされたりします。

 それぞれの語句の意味を説明しますと、メディアは厳密には、情報を提供してくれるもの全般を指します。テレビや新聞なんかは大衆=マスに情報を発信するものなので、「マスメディア」と呼ばれているわけです。情報を提供してくれるという意味では、本や写真なんかもメディアに含まれたりします。

 リテラシーとは文字の読み書き能力のことを言います。単純に国語で学ぶ読み書きがリテラシーという意味です。

 つまりメディアリテラシーという言葉を日本語に訳すと、情報を提供するものの読み書き能力という事になります。

 ここがまず第一のポイントで、よくメディアリテラシーとは情報に惑わされないことと言われていて、実際にその部分がメディアリテラシーの根幹であったりしますが、これは厳密にはメディアを読むことであり、メディアリテラシーの中にはメディアを書くことも含まれているのです。メディアリテラシー先進国であるアメリカやイギリスなどではメディアを読むことと書くことが別々に教えられていたりしますが、どちらか一方だけしか教えていないという事は、メディアリテラシーの世界ではありえません。それ即ち、文字の読み書き能力のうちの文字を書く能力だけを教えていることに等しいからです。メディアを書くことだけしか教えていないで、メディアを読むことを教えていない教育は、厳密にはメディア教育ではありません。両方を教えて初めてメディア教育が成立するのです。

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電波オークションについて、ちょっと考えてみた

 今回はこちらの記事を元に電波オークション制度について少し書きたいと思います。

 この記事は電波オークション制度に関して、推進派と反対派が激しくぶつかっていることを書いた記事です。

・電波オークション制度とは何か?

 まずそもそもの電波オークション制度とは何かについてからご説明いたしましょう。電波オークションとは、簡単に言うと、電波の利用権を競売する制度のことです。特徴としては、あらゆる放送事業が競売に参加することができ、見事電波の利用権を獲得した放送局が地上波で番組を流すことができる、というわけです。凄く簡単に言えば、CS放送でしか見れないテレビが地上波で見られるようになる制度で、地上波で流したいんだったら相応のお金を出してね、というのが電波オークション制度だという事です。

---電波オークションを導入することの意義

 上述した通り、メリットとしてはあらゆる放送が地上波で見られるようになる可能性があるという事です。関東を例にすると、現在いわゆる地上波の番組は1~8のチャンネルが使われている状態です。この現状をおかしいと思った方は多いのではないでしょうか?1~8チャンネルが使われているという事は、逆に言えば、9~12チャンネルは使われていないという事です。何のための9~12チャンネルのボタンなんでしょうかね。この、今使われていない9~12チャンネルを有効活用できるようにする制度が電波オークションだという事です。

 更に言うと、競売なので、既存の1~8チャンネルの中身が変わる可能性があるという事です。とはいえ恐らくですが、一応公共放送のNHKが存在しているので、1,2チャンネルは不動になると思います。残りの3~8チャンネルの中身が変わる可能性があるのが電波オークション制度です。例えば、今まで4チャンネルでは日本テレビの番組が流れていたのが、電波オークション制度の導入で、WOWWOWが流れるようになる。これが電波オークション制度だという事です。

 こんなことをして何になるのか?と疑問に思った方が多いと思いますが、最大のメリットはやはり、放送事業の推進・拡大ができるようになることでしょう。放送局側は今まで日の目を浴びてこなかった放送局が地上波で多くの人に見られるようになる、利用者側は様々なテレビ番組を見れるようになる、といった自由にテレビを見れるようになるというのが電波オークション制度の最大の利点でしょう。

---先進国の中で電波オークション制度を導入していないのは日本だけ

 ちなみに電波オークション制度は世界では広く普及しているもので、先進国が中心となったOECD経済協力開発機構)加盟35カ国のうち、日本以外の34カ国は電波オークション制度を導入しています。OECDの加盟国を見てもらえばわかりますが、韓国やイスラエルスロバキア、チリといった国々の中で唯一日本だけが電波オークション制度を導入していません。これは改めて知るとかなり驚くことだと思います。

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京都市の電子投票のニュースを、ぶった切る!

 今回は電子選挙に関して面白い記事を見つけたので、それを元にコラムを書いていきたいと思います。

 まずはこちらの記事をご覧ください。

 こちらは2015年の記事ですが、当時から電子選挙については検討がされていて、実際に京都市長選挙で電子機器が使われていたことが書かれています。記事によると、電子選挙は結局の所、コストがかかりすぎるという理由で先が暗いものになっているとのことです。しかし記事を読むと、そりゃコストが高くなるに決まっているだろうと突っ込みたくなるような電子選挙をしていたことがわかりました。今回の記事はこの記事をもとに色々と書きたいと思います。

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【考察】電子選挙の話題が日本で出てこない理由について

 

 タッチ選挙ノススメ!は読んでいただけましたでしょうか?タッチ選挙とはどういうものなのか、理解していただけましたでしょうか?

 そして読んでみて、どんな感想を抱いたでしょうか?肯定否定どんな感想を抱いてもらっても構いませんが、私一個人はタッチ選挙の発想は非常に画期的であると思い、あの記事を作成したわけであります。

 だからこそ、余計にこんなことを思ってしまうのです。どうしてこんな発想が今まで出てこなかったのか?

 「選挙 タブレット」で検索してみたら、こんなものがヒットしました。

2012年11月01日記載 タブレット端末を活用し、国政選挙をIT化せよ - めがひっとブログ

 一応私のような事を考えていた人がいたようです。この方はインターネット選挙も行うべきだと書いているので、厳密には私の主張と違いますが、検索して出てきたのは精々このくらいで、選挙にタブレットを活用するという電子選挙の発想自体が日本で希薄なようです。

 それが私は一番謎だったりします。はっきり申し上げますが、私のタッチ選挙の考えは、特に専門的な知識を必要としない素人の考えにすぎません。つまり私以外の誰もがタッチ選挙の発想を生み出せるはずだというわけです。私が特別だと言いたいわけではないのです。なぜこれだけ電子化が進んでいる日本社会において、電子機器を活用した選挙の発想が出てこないのか?ここが理解できないのです。

 今回はこれに関する個人的な考察を書いていきたいと思います。

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